災害が出るほどの大雨だったにもかかわらず、奈良・天の川は2日後ぐらいにはサオが出せ、アユが釣れていたとのこと。だが、にわかには信じがたい情報だったので、7月10日、小川オトリ店へ車を走らせた。
開始直後に連発!
少しずつ上流へ移動していくと、ガツンときた。これは背掛かり。バラしたくないので1匹目は慎重にやり取りをして、無事取り込み。また同じパターンで送り出す。するとすぐさまギュギュギュギュイーン!
「あーたまらんなー。ひょっとして入れ掛かり!」って釣り人は、いい風にしかとらない生き物なのか?そんなに甘いものと違い、現実は…。
ポツポツと拾い釣り
テンポの速いポツポツといった感じで数は増えていき、右岸を釣り切り左岸狙い。入れ掛かりではなくポツポツ。でも、釣り場を自由に動けるので、数が拾える。
そこへ瀧澤さん到着。この時点で20匹ほど確保したが、直前にダブル放流をやらかし天上イトがくちゃくちゃに…。
瀧澤さんは下流のポイントへ入る。先ほどまでの人はおらず、スペースが空いた感じ。見ていると、よくしゃがんでいる。そろそろお昼にしようかと切り上げたところに瀧澤さんが上がってきた。
「よくしゃがんでいたけど、まさか入れ掛かり?」と聞くと、「へへへへっ」と笑う。15匹以上は掛かったようだ。
最終釣果
昼食後は、場所交代し瀧澤さんが上流へ。ところが入れ掛かりどころか、ウンともスンともいわない。少し上流へ移動したが、追いが浅いのか外れること多数。
それでも、4匹ほど追加して37匹で終了。解禁日以来の数釣りができた。
瀧澤さんは遅れてやってきて、25匹だったそう。慣れた人なら…、と組合長の言うとおりだった?
<週刊つりニュース関西版 安田明彦/TSURINEWS編>
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