「年末年始に赤い魚で彩りを!」と意気込み、昨年の12月29日(水)、東京湾・剣崎松輪あまさけやからマダイ&ワラサ狙いで納竿釣行を楽しんだ。私はイナダ1尾と悔しさが残る結果だったが、船中釣果はイナダ1~20尾超え、マダイ1~3尾となった釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 佐藤淳)
沈黙破りヒットも痛恨のバラシ
船長の判断で水深25~30mのポイントに移動。すると、さっそく同僚がイナダを上げる。灰野さん、生田さんも続き、さらに米谷さんが2尾目のマダイを釣り上げるが、ミヨシ二人は完全に沈黙。
「オデコで納竿するわけにはいかない」。そう自分に言い聞かせ、コマセをまきながら少しずつ仕掛けを上げてくると、ググーンという強いアタリ。豪快に竿を曲げる引きを楽しみながら丁寧にやりとりしたのだが、最後の取り込みで痛恨のバラシ。
気を取り直して素早く投入すると、すぐにアタリが出て、グーン、グーンと力強く走り出す。意外と手間取ったので「ワラサか?」と期待したが、タモ取りしたのは42cmイナダ。ようやく絞り出した1尾に胸をなで下ろす。
ラストにマダイ浮上で有終
その後もぼつぼつとイナダの拾い釣りが続き、「このまま沖上がりかな……」という空気が流れ始めた矢先、同僚の竿が大きく曲がる。慎重にやりとりして寄せてくると、海中に見えたのは赤い魚影。最後の最後に良型のマダイが顔を見せてくれ、一同、気持ちよく一年を締め括ることができた。
船中釣果はイナダ1~20尾超え、マダイ1~3尾。私はイナダ1尾と悔しさが残る結果だったが、新年度に向けて課題と目標が明確になり、前向きな気持ちで帰路に就くことができたのは収穫だった。次は大物を数釣りするぞ!
<週刊つりニュース関東版 佐藤淳/TSURINEWS編>
出船場所:剣崎松輪