中潮で月夜となった昨年12月15日の午後7時、1kgアップの初冬のアオリイカを狙って、熊本・天草の鬼池に釣行した。シャローエリアを攻めて狙い通り1.2kgの良型を仕留めた釣りの模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
アオリイカ狙いのエギング
昨年12月15日の午後7時に熊本・天草の鬼池に到着。潮は上りの中潮で月夜。狙うは初冬のアオリイカ、1kgアップだ。
冬はどうしても釣りにくくなるアオリイカだが、月夜を狙って釣行すれば釣れる確率はグンと上がる。狙う場所は春に大型が上がる場所でOKだ。
ポイントに到着してまずはエギスタ3.5号ケイムライソスジエビラメを選択。月夜は絶対的にパープルが有効だ。「潮はゆっくり右から左か、それにしても月明かりでボトムまで見えるな」と扇状に探るが反応がない。
シルエット強調し800g本命
次は左端に移動してまた扇状に探るが反応がない。「クリアボディーだとパッとせんかな?」とエギスタからダートフォース3.5号パープルに変更。同じパープルだがクリアボディーではないのでシルエットはハッキリする。
その1投目、遠投して1回目のシャクリでエギの頭をこっちに向かせる。「ん、藻?なんか触ってたな、まだフォールさせて2秒ぐらいしかたってないぞ」とそのままロッドを立ててカーブフォールさせるとグッ。「やっぱりイカだった、いただき~」。ジッジィィー「お~、頑張るね~」。
流れに乗ってジェット噴射を繰りだすが慌てずゆっくり巻き取り、足元まで寄せてネットイン。取り込んだのは800gのアオリイカ。「良型だな、濃いパープルの方がいいのか?」。
カラーローテで本命続々
確証を得るために今度はダートフォースからエギスタ3.5号ケイムライソスジエビラメに変更。潮が利いてきたタイミングでどんどん左に流して行くと、グッ。「エギスタでも来た~、けど小さい。400gぐらいかな?でも2尾目~」と難なくキャッチして写真を撮ってリリース。
「次!」だが次に釣れたのは200gのアオリイカ。どんどんサイズが落ちているが、数は3尾目とこの時期にしては悪くない。秋から冬の時期なので小型は交じる。