尺アジの気配も?
この日は大型魚の活性も高かった。豆アジを釣っていると足元で大きなシーバスがバシャンと襲来してきたし、1尾獲りきれなかったヤツもいる。根で擦って終わった。おそらくキビレではないかと思うのだが、そのわりにはあまり重さを感じなかった。あるいは尺上の引きなのかもしれない。
だがあれはドラグを締めて制動できる雰囲気でもなかったので、一度釣りきって魚を確認したら、ちょっとラインを太くするなどの対処が必要かもしれない。
ちなみに、この日は私のアジング歴ではじめて、アジにハリを折られた。驚いた。
風対策に再考の余地あり
終わってみれば数も型も取れた日だが、この日は時合いに本当に惜しいことをした。あれは攻略のしようがないが、もう少し早くあきらめることはできた。体力と精神力と時間を無駄に削ってしまった。冷たい北風は実際の風速以上に、体感的に堪える。辛かった。
実は北風をしのげるポイントも持っているのだが、そこはアジにかなりムラがある。どうしようか悩むが、とりあえず今アジが確認できているポイントで、もう少しうまく風対策して釣りたい。早めに風裏に入って豆アジを探りつつ、風の止み間を見ながら釣っていこう。
<井上海生/TSURINEWSライター>
大阪南港