7月5日、奥村さんと最近どハマり中のロックフィッシュゲームへ。少し前から関門エリアや山口県の下関エリアなど2人で釣り歩きながら釣具店に寄って小物関係を買いそろえていたが、いまだ小さなアコウ(キジハタ)にも巡り合えておらず、幻の高級魚だ。今回は十数年前に私がアオリイカをエギングで狙っていた釣り場の一つ、福津市の恋ノ浦の地磯が舞台。
本命アコウ登場!
すると、三度の根掛かりで仕掛けをロストして復帰した奥村さんがアタリをとらえた。アワセもばっちりと決まったようで、根から離すために強引にロッドを絞ってリールを巻いている。
「もしかして念願のアコウですか~!?」
足元にまで寄せてぶり上げた魚は、紛れもなくターゲットのアコウだ。それも30cmを超えた、近場では良型だ!
2人で「ヤバい!超楽しい!」
あのゴンゴンゴンとサオ先を持っていかれるようなアタリからのアワセ、たまらん。やり取りもスリル満点で、フカセで狙うチヌ釣りとはまた違って近場の釣りでこんな引き味を楽しめる釣りサイコー!
筆者も念願のアコウをゲット
干潮から上げの潮が動きだし、近くで釣っていた釣り人にもメタルジグでアコウがヒットした。今度は私の番だ。だが次も奥村さんで、ワームは茶色がこの日の当たりカラーのようだ。
ならば『DAIWA/HRF・KJカーリー』の茶色に変更だ、とバッグをあさったが家に忘れてきたようで、奥村さんに1本ワームをもらい1投目。
投入後フリーで落とし、小さめの小刻みリフト&フォールから大きくリフトを入れてフォールをしているとガツン。反射的に大きくアワセを入れて、サオを立てたままリールをゴリ巻きからのぶり上げ。
念願のアコウを釣り上げることに成功!
「やった~超うれしい」。ただ30cm未満なので優しくリリース。次は目標の30cmオーバーのアコウを狙うぞ。
しかし次第に雨が降りだしたので、後ろ髪を引かれる思いだったが納竿。帰りは釣具店に寄ってワームやシンカーを爆買いした(笑)
<週刊つりニュース西部版 APC・鶴原修/TSURINEWS編>
恋ノ浦