今回は秋の東京湾、千葉の幕張周辺でカヤックからシーバスを狙ったエキサイティングなシーバスゲームの模様をお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター鮎川竜彦)
青物狙いのトップゲームも
カヤックで移動していると、青物のナブラを何度も目撃する。咄嗟に初夏のキビナゴパターンを試すも何度もミスバイトとなる。夏の青物はとにかくミノーの速巻きが効く傾向にある。しかもルアーではなくトレブルフックを狙ってくる。トレブルフックがベイトのキビナゴに見えるからだろうか。
だが、この日はあまりパターンに当たらなかったようだ。何度も見切られているうちに、ふとダイビングペンシルが頭をよぎった。ただ、相手がイナダ・ワラサなので食ってもフッキングされないだろうと諦めかけながら試す。すると、何度もバイトがありルアーを取り合っている。トップで青物に出会えた感動の瞬間だった。
最終釣果と今後の展望
最終的な釣果はシーバス10本以上、青物3本、東京湾のコノシロパターンにはまだ至っていない印象なので、晩秋にシャローエリアで再挑戦したい。
海上保安庁によると、海難事故の多くがカヤックアングラーの事故となっている。気温が下がるこの時期、エントリーの際はくれぐれも予報を気にかけ、少しでも不安ならエントリーしない勇気をもってもらいたい。
<鮎川竜彦/TSURINEWSライター>