ルアーキャスティングゲームやジギングゲームなどで人気のターゲット・ヒラマサ。大マサと呼ばれる10kgオーバーを狙うベストシーズンはいつなのか考察してみたい。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター宮崎逝之介）
宮崎逝之介
メインフィールドはオフショア。魚を求めて各地の海に足を運んでます。 ブログ『信州海釣り班 tsuritabel』管理人。ぜひブログ・インスタものぞいてみてください。
大マサは釣り人の憧れ
ルアーゲームで人気のヒラマサ。10kgオーバーの大マサキャッチはヒラマサを追う釣り人の一つの憧れであり、目標であり、ステータスともいえる。
10kg超えは憧れだ（提供：TSURINEWSライター宮崎逝之介）
「いつマサ」が狙い目？
ヒラマサといえば、よく「春マサ」「秋マサ」など耳にするが、最近では「夏マサ」という言葉も頻繁に聞くようになってきた。残りの「冬」が加われば、春夏秋冬コンプリートであるが、大マサ狙いのベストシーズンは「春マサ」「秋マサ」「夏マサ」のうち一体「いつマサ」なのか。筆者が毎年足を運んでいる五島列島の情報をもとに考察してみたい。
春
春は大型のヒラマサが狙える「春マサ」シーズンとして人気の季節です。ヒラマサが産卵前の荒食いをする時期です。その中でもとくに食いが立つトップシーズンがあるようですが、そのタイミングに当たるかどうかは運次第ということでしょう。筆者の釣友が16kgのデカマサをキャッチしたのはこの時期です。
ジギングでヒラマサの引き込みを味わおう（提供：TSURINEWSライター宮崎逝之介）夏
最近は「夏マサ」という言葉もよく聞くようになりました。産卵後に体力を回復したヒラマサが水温の上昇に合わせて荒食いをはじめるそうです。一般的にはあまり釣れないイメージが強い時期ですが、あえてこの時期のヒラマサにチャレンジするアングラーも増えているようです。夏の海はただでさえ心躍りますからね。
秋
春と双璧をなすハイシーズンです。大マサキャッチの可能性は高まります。ヒラマサが冬場に備えて荒食いし、体に脂を蓄え強烈な引きを味合わせてくれます。結局、ヒラマサは年がら年中荒食いしているのでしょうか笑。ちなみ筆者が10kgオーバーをキャッチしたのはこの時期です。
キャスティングゲームは豪快なバイトが魅力（提供：TSURINEWSライター宮崎逝之介）冬
某遊漁船の船長の話によると、実は意外と大穴なのが冬場です。天候が悪く、時化で出船確率が極端に低くなりますが、もし出船できれば一発大物キャッチの可能性が高い時期とのことです。脂の乗り切った大マサの強烈なファイトを堪能することができます。近い将来、「冬マサ」という言葉も耳にするようになるかもしれません。
出船確率が低いため遠征釣行の計画は立てづらいですが、少し長く滞在できるのであれば狙い目かもしれません。遊漁船の予約は比較的取りやすい時期だと思います。
