トレブルフックにはサイズがあり、合わせるルアーによって号数が異なります。一般に「#1」「#2」などと呼ばれるサイズについて、今回は陸っぱりのライトソルト中心に#10~#4までの使い分けを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
トレブルフックとは
そもそもトレブルフックとは何か?ハリが三又になったものです。主にはミノーやバイブレーションやメタルジグなどのハードルアーに標準装備されており、魚のフッキング率を上げる役割を担います。もっと細かいところに踏み込んでいけばゲイブやシャンクに特徴がある品もありますが、ここでは割愛します。
ライトソルトでは特にバラシやすい魚に対してトレブルフックは絶大な効果を発揮します。小さな魚ならサバ、中大型魚ならばシーバス、タチウオあたりは、シングルフックで掛けるとどうしてもハリが外れやすく、トレブルフックの方が安定感があります。
欠点としては根に捕まりやすいことです。根がかりするとなかなか外せません。またテーリングといってハリがラインやプラグそのものに絡んでしまうことがよくあります。
数字が大きいとサイズ小さい
トレブルフックにはサイズがあります。「#10」とかその手のもので、たまに「*号」とも言いますが、ルアーフィッシングではほとんど#の表記です。ここでは#10~#4のサイズ感について紹介します。
原則として、#のあとにつく数字が小さいものほどハリのサイズは大きくなります。ちょっと混乱してしまうかもしれませんが、ここで紹介するものでは#10が最小です。
#10~#6まで
トレブルフック#10~#6までとざっくり言ってしまいましょう。このへんのサイズは小型のプラグに適します。メタルジグでいえば20gくらいまで、ミノーやその他のルアーでも20gくらいでしょうか?
筆者は#10は10g程度のメタルジグと16gのバイブレーションジグヘッドで使用しています。魚の活性が高いときや対象魚が強いときにはもう少し大きい方がいいのですが、ショアからアジ、サバ、シーバスくらいならばこれくらいのサイズで充分です。
使いやすい番手は#8でしょうか?中庸ではありますが汎用性は高いです。90mmくらいの番手ならばよほどファットなペンシルなどでない限り、ルアーの動きを壊すこともありません。