今さら聞けないメバリングのキホン リールの【タイプ・サイズ・ギア比】

今さら聞けないメバリングのキホン リールの【タイプ・サイズ・ギア比】

11月に入りシーズンインしたメバリング。メバリングをする上でリールはロッドに並び重要なアイテムとなる。そこで今回はメバリングに最適なリールを解説する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

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山下洋太

フィールドは三浦半島及び伊豆半島の地磯。ターゲットはロックフィッシュ。年間釣行回数は300回以上。

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ショア ソルトルアー

メバリングのリール

メバリングは基本的に巻きの釣りが中心となる。ロッドワークで誘いをかける釣り方もあるが、基本的にはただ巻きやストップ&ゴーのようなリールを操作して狙う方法が一般的だ。

このような巻きの釣りにおいてはリールが重要で、リールの特徴を理解して選択すると数釣りがしやすくなる。

選ぶ基準

メバリング用のリールはリールのタイプやサイズ、ギア比を基準に選択する。使い手によって好みがあるため、アングラーにあったリールを購入するようにしよう。

今さら聞けないメバリングのキホン リールの【タイプ・サイズ・ギア比】ベイトタックルでメバル(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

リールのタイプ

メバリングにはスピニングリールだけでなく、ベイトリールも使用できる。それぞれの特徴を知っておこう。

スピニングリール

軽量なルアーを簡単にキャストでき、メバリングに最も使用されているタイプ。スピニングリールはライントラブルが起こりにくく、誰もが扱いやすい懐の深さも魅力的だ。メバリング入門者にはスピニングリールをおすすめする。

ベイトリール

メバリングには軽いルアーを投げられるベイトフィネスリールを使用する。手返しがよく、キャスト数が増えてメバルが釣れるチャンスが多くなる。ベイトリールはスピニングリールよりも飛距離が落ちやすい。基本的にベイトリールはメバリングを長年やり込んだアングラーが使用する印象が強い。

リールのサイズ

スピニングリールには数字で表記された番手が存在する。数字が大きくなるとリールのサイズが上がる。メバリングによく使用される番手を紹介する。

今さら聞けないメバリングのキホン リールの【タイプ・サイズ・ギア比】スピニングリール(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

2000番

堤防や港湾で最も使用される番手。汎用性が高い番手でもあるため、最初の一台としてもおすすめだ。

2500番

磯やサーフで大型のメバルをキャッチしたい時に使用する。メバリングリールとしてはサイズが大きめで、9ftに迫るロングロッドとの相性も抜群にいい。

1000番

メバリングリールとしては最も小型の番手。近年増えてきた6ft台のメバリングロッドと相性がいい。ショートロッドを使用する場合には1000番を使用しよう。

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