ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選

ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選

今回は、カヤックフィッシングの定番ターゲット「マダイ」を釣るために知っておきたい基礎知識を、5つに絞って紹介したい。これを押さえておけば、憧れのマダイも高確率だ!

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターNoni)

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Noni

1980 年、香川生まれ。2 児の父。瀬戸内海でのカヤックフィッシングを中心に、ソルトゲームを楽しむ。

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船釣り シーカヤック

4、フックは鋭く保つ

ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選甘くなったら鋭く砥ごう(提供:TSURINEWSライターNoni)

考えすぎと思う方も居るかもしれないが、マダイを釣るうえでフックの精度はとても重要だ。Noniの周囲には”一匹釣るごとに新品のフックに交換する”という方も居る。根掛かりから外れた時などはもちろん交換だという。

直接エサの付いたハリを口にするエサ釣りとは異なり、タイラバやスーパーライトジギングでは、ルアーに興味を示したマダイがフックに当たって刺さって釣れる。そのため、ちょっと触れただけで刺さるように鋭くしておくことが肝心だ。アタリがあっても乗らない原因のひとつに、フックが鈍っていることが考えられる。

先述のようにことあるごとにフックを新品に交換するのは現実的ではないかもしれないが、せめて毎釣行ごとに新品のフックをセットし、現場へはフックシャープナーを持参することで、貴重なバイトをフッキングに繋げる確率を上げたい。

5、ラインのチェックはこまめに

ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選イトの巻きかえも重要(提供:TSURINEWSライターNoni)

フック精度に似た話となるが、ラインの管理にも気をつけたい。PEラインは細くて強いラインだが、浸水・乾燥・紫外線・摩擦などで劣化してしまうと突然弱くなる。

カヤックフィッシングでは、ファイト中に艇の向きを微調整するなど、パドルを持つことがあり、ラインが艇やパドルと接触した瞬間に切れてしまった経験もある。また、リーダーが極端に短いと見切られ易くなったと感じたことがあるので、最低でも1ヒロ以上はリーダーを入れておきたい。

釣行後の潮抜きに加え、消耗した部分を多めにカットしたり、ラインの裏返し(スプールの底にあるイトが表にくるように巻き直す)をしたりして、ラインの状態は良好に保ち、不意の大物に備えたい。マダイは60cm以上(ロクマル)も珍しくなく、とても力強い引きとなる。

情報や道具が釣果を左右

今回はカヤックフィッシングの定番ターゲット、マダイを釣るために知っておきたいことをご紹介した。タイラバやスーパーライトジギングは単純な釣りだからこそ、情報や道具によって釣果が左右されやすいと感じる。

筆者もそうだったように、カヤックフィッシングを始めて「まずはマダイを釣ってみたい!」という方の参考になれば幸いだ。

ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選自作ルアーで釣れると嬉しい(提供:TSURINEWSライターNoni)

<Noni/TSURINEWSライター>