地磯釣りにはパックロッドが最適 「レングス」と「仕舞寸法」にご注意を

地磯釣りにはパックロッドが最適 「レングス」と「仕舞寸法」にご注意を

地磯は歩きにくく、手がふさがっていると危険度が高くなる。そこでおすすめしたいのがパックロッド。今回は地磯釣行におけるパックロッドの有効性について解説する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

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山下洋太

フィールドは三浦半島及び伊豆半島の地磯。ターゲットはロックフィッシュ。年間釣行回数は300回以上。

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地磯で両手を空ける重要性

地磯釣行は時に山を越えたり、崖を下ったりと足場が悪い場所を通って釣り場に行かなければならない。また立ち位置まで入る時に磯をつたったり、ロープを使って下ったりすることが多い。そのため、地磯釣行ではしっかりとした装備で臨まないと事故が起こる可能性が増す。

地磯釣りにはパックロッドが最適 「レングス」と「仕舞寸法」にご注意を険しい道も(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

崖下りや山歩きでは、両手を空けておくとロープを持って移動しやすくなる。安全に移動できるようになるため、両手を空けて移動できるような装備で釣りに臨みたい。

パックロッドの有効性

パックロッドとは、ロッドが4~5ピースに分割されているロッドのことだ。近年携帯性の観点から、パックロッドを愛用するアングラーが増え、パックロッドの選択肢も増えている。従来はパックロッドはショートロッドが多い印象であったが、ロングロッドも増えてきている。ロングロッドであれば、磯でも使える場面がある。

パックロッドはバッグパックに入れて持ち運ぶことが可能だ。そのため、磯や山道を長時間歩きポイントへ入る時に出番が来る。大きめのバッグパックを用意してパックロッドを入れれば、両手を空けて安全な移動を可能にしてくれる。

パックロッドの選び方

パックロッドを選ぶ時に、どこに注意したらいいかまとめる。これから購入するアングラーは是非参考にして欲しい。

地磯釣りにはパックロッドが最適 「レングス」と「仕舞寸法」にご注意を選び方のポイントは(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

仕舞寸法

仕舞寸法は、短ければ短いほどバッグパックに収納しやすい。ただし、仕舞寸法が短いロッドは、ロッドのレングスも短いので、注意して選択しよう。仕舞寸法が60cm程であれば、大きめのバッグパックに入れて持ち運べるだろう。また仕舞寸法60cm以下であれば、遠征にも持ち運びやすい。

重量

パックロッドは、継ぎ目の強度が低くならないように作られているため、重量がやや重たくなる。あまりにも重たいと釣りに集中できなくなることもある。釣り物にあった重量に収まっているロッドを購入したい。

レングス

パックロッドはショートロッドが多い印象だ。最近は長めのパックロッドが増えてはきているが、10ftに迫るようなロッドはかなり少ない。釣りができる最低限の長さがあるロッドを選んでいく必要がある。10ft近いパックロッドは、マニアックなメーカーから販売されていることが多いので、よくリサーチしよう。

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