エギタコ釣りでビギナー含め船中全員安打 1.5kg頭に5~20尾の快釣

エギタコ釣りでビギナー含め船中全員安打 1.5kg頭に5~20尾の快釣

茨城・日立港久慈漁港の大貫丸へマダコ狙いで釣行。1kg超を交え連発する場面もあり、船中釣果04~1.5kgが5~20尾となった釣行をリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

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大貫丸でエギタコ釣り

8月20日(金)、茨城・日立港久慈漁港の大貫丸へマダコ狙いで釣行。4時40分、大貫茂雄・大船長の操船で出港。南沖の釣り場を目指す。

天候は晴れ、南西の微風でナギ。航程40分で好ポイントが点在する海域に到着。潮回りのあと「オモリ80号で用意ができたら始めてください。水深は22m」のアナウンスが流れる。

エギタコ釣りでビギナー含め船中全員安打 1.5kg頭に5~20尾の快釣タックル図(作図:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

指定のオモリを付けたエギを振り込むように投入。ミチイトはトモ側へ少し斜めになって入っていく。着底したらイトフケを取って、竿を大きくあおって仕掛けを下げて底を取り直す。

ビギナーが2連発

ここから、竿先をチョンチョンと小刻みに動かして誘う。オモリは底から離さず、立てたり寝かしたりするイメージ。すると、「はい、タコが顔を見せましたよ」と船長。

エギタコ釣りでビギナー含め船中全員安打 1.5kg頭に5~20尾の快釣ビギナーでも本命ゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

振り向くと、左舷胴の間でエギタコ初挑戦の岩田大樹さんにレギュラーサイズの0.8kg。さらに、サイズアップの2尾目を取り込む。様子をみていると、こまめに竿先を上下させて懸命に誘い続けている。

石抱えたタコ手中

負けじと狙っていくと、ガシッと根掛かりの衝撃。竿をあおったり、緩めたりしても外れず、半ばあきらめて強引に引くと、ジワリとわずかに動いた。

エギタコ釣りでビギナー含め船中全員安打 1.5kg頭に5~20尾の快釣本命をキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

「ん?これはタコが乗っている?」と思いながら、あまりにも重いので竿尻を腹にあてて巻き上げ。「この重量感だと2kgはあるな……」と、取らぬ狸のなんとやら。やりとりを見ていた船長がタモを持ってスタンバイ。すると、漬物石のような大きな石を抱えたタコが浮上。これには船長も大笑い。

誘い&取り込みのコツ

乗りが遠くなると、次つぎと流し変えていく。どのポイントもゴツゴツとした海底の感触は伝わるが根掛かりはなく釣りやすい。

誘っていると突然、ジワッと重さを感じる。タコがエギに触れた瞬間だ。この反応を感じたら5秒ほど竿の動きを止め、抱き着く間を与える。そのまま、重さを感じながら大アワセ。ハリが完全に刺さるよう強めにアワせること。

エギタコ釣りでビギナー含め船中全員安打 1.5kg頭に5~20尾の快釣順調に釣果を伸ばした(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

このあと訪れる重量感がなんとも心地いい。あとはミチイトをたるませずに一定の速度で巻き上げ。サキイトが見えたら竿を立てながら引き寄せ、掛かりどころを見て一気に抜き上げる。

このとき、船底や船べりに当ててしまうと吸いついてバレの原因になるので要注意。掛かりが浅かったり、大型は迷わずタモ取りをお願いしよう。取り込んだら、持参した洗濯ネットに入れて、海水を張ったオケのなかへ。

1kg超えナイスサイズも

このあと、岩田さんが絶好調でツ抜け。私も7尾を釣る。右舷トモの荒木克己さんが良型を連チャンさせると、胴の間の石井隆洋さんはエギをやや前方に投げ入れ広範囲を探って連発。「ズシッと掛けた瞬間が快感」と満足そう。

エギタコ釣りでビギナー含め船中全員安打 1.5kg頭に5~20尾の快釣電動リールを駆使してゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

左舷側では、岩田さんの義父・大桃秀雄さんが竿を大きく曲げて、懸命の巻き上げ。1kg超のナイスサイズを取り込む。トモでは、前者の師匠という岸上明生さんが卓越した釣技をみせて次つぎと掛けていく。

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