シャクリマダイ入門 伝統的な手バネ釣法と釣況を解説【内房2021】

シャクリマダイ入門 伝統的な手バネ釣法と釣況を解説【内房2021】

内房上総湊では手バネを使ったマダイ釣りが根付くエリア。もちろんリールを使ったひとつテンヤ釣りも同船できる。本項では各船宿の釣況と、伝統的な手バネを使ったシャクリ釣りについて解説。

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(アイキャッチ画像提供:彦次郎丸)

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シャクリマダイ釣況

シャクリマダイ入門 伝統的な手バネ釣法と釣況を解説【内房2021】12日の釣果(提供:加平丸)

同地のとう市丸では11日、竹岡~金谷沖を狙い3kg頭に2~4尾。2.3kgイシダイも交じった。

加平丸では12日、2.8kg頭にトップ5尾。

彦次郎丸では13日、2.3kg頭に1~3尾でオデコなし。

「夏~秋の好期到来」といった感じで、今後もまだまだ期待できそうだ(ひとつテンヤや鯛ラバでの釣果も含む)。

シャクリマダイのタックル・仕掛け

シャクリマダイ入門 伝統的な手バネ釣法と釣況を解説【内房2021】タックル例(作図:週刊つりニュース関東版 編集部)

詳細は図参照。タナ指示はヒロ単位なので、それに合わせてミチイトにも1ヒロ、5ヒロ、10ヒロとそれぞれ目印を付けておく。また、イト巻きは3巻きで1ヒロとしているものが多い。

仕掛けは中オモリと豆テンヤの組み合わせ。

エビのエサ付け

エサ付けの手順は

1、エビの尾羽根を切り、親バリを刺し入れる。

2、尾から1節目あたりから腹側へ抜く

3、ハリを反転。エビと親バリが真っすぐになるように腹側へ抜く。

4、頭部をつぶさないようにして孫バリを頭の近くに刺しぬく。

以上が基本。

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