内房上総湊では手バネを使ったマダイ釣りが根付くエリア。もちろんリールを使ったひとつテンヤ釣りも同船できる。本項では各船宿の釣況と、伝統的な手バネを使ったシャクリ釣りについて解説。
(アイキャッチ画像提供:彦次郎丸)
シャクリマダイ釣況
同地のとう市丸では11日、竹岡~金谷沖を狙い3kg頭に2~4尾。2.3kgイシダイも交じった。
加平丸では12日、2.8kg頭にトップ5尾。
彦次郎丸では13日、2.3kg頭に1~3尾でオデコなし。
「夏~秋の好期到来」といった感じで、今後もまだまだ期待できそうだ(ひとつテンヤや鯛ラバでの釣果も含む)。
シャクリマダイのタックル・仕掛け
詳細は図参照。タナ指示はヒロ単位なので、それに合わせてミチイトにも1ヒロ、5ヒロ、10ヒロとそれぞれ目印を付けておく。また、イト巻きは3巻きで1ヒロとしているものが多い。
仕掛けは中オモリと豆テンヤの組み合わせ。
エビのエサ付け
エサ付けの手順は
1、エビの尾羽根を切り、親バリを刺し入れる。
2、尾から1節目あたりから腹側へ抜く
3、ハリを反転。エビと親バリが真っすぐになるように腹側へ抜く。
4、頭部をつぶさないようにして孫バリを頭の近くに刺しぬく。
以上が基本。
緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。