広大な干潟が広がり、多数の魚を育む木更津で、乗合・仕立、堤防渡船にエサ・釣具店とマルチに釣り人をサポートしている宮川丸。
乗合や堤防渡船
代表の宮川邦夫さん(61才)は3代目。
渡船を行っている木更津防波堤ができる以前から、キスやハゼなどを狙う仕立船をやっていたというから半世紀以上の歴史を持つ老舗だが、20年ほど前からルアー釣りに重点をおき、タチウオや青物ジギング、夜のソフトルアーメバルや堤防で狙うシーバスなどが現在の看板だ。
受付を兼ねた店内には、イソメ類のエサはもちろん、色とりどりのルアーが並ぶ。
「何も持たず釣りに行くという感覚の人が増えている気がするね。車もレンタカーやカーシェアが当たり前になっているんだから、そういう人たちにもしっかり対応できて、その後も釣りを楽しんでもらえるようにしていかないといけない」と冷静にトレンドを分析する。
ジギングファンやシーバスアングラー、ヘチ釣り師、またはファミリーで楽しむような人たちと分け隔てなく接しているからこそ幅広い情報や知識を持つ言葉が印象的だった。
<週刊つりニュース関東版 大高/TSURINEWS編>
▼この船について
宮川丸
エリア:東京湾(千葉)エリア
出船港:木更津港