キス釣りではいろいろなゲストが顔を出す。今回は紀ノ川河口で釣れたキビレで、マヨネーズ焼きを作ったので紹介する。調理も後片付けも簡単で、アウトドア料理にもピッタリだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)
キビレのマユネーズ焼きレシピ
それでは、いよいよ具体的な調理に入っていこう。
1.下味をつける
キビレ身の片面に包丁目を入れ、塩コショウ(焼き肉用などに市販されているもの)を両面にふる。
2.フライパンの下準備
フライパンの表面を、アルミホイル(くっつきにくいホイル)で覆う。
3.マヨネーズを塗る
アルミホイルで覆ったフライパンの表面にマヨネーズを適量入れて、火をつける(火は弱火)熱伝導が非常にいいので、強火にすると焦げるので注意。
4.キビレを焼く
下味をつけたキビレをフライパンに置き、すぐにふたをする(鍋のフタなど、適当なものでOK)。4~5分で火が通るので、ふたを取ってフライパン返しなどを利用して返し、もう片面を2~3分ふたをして焼く。
5.盛り付け
大皿にとる。付け合わせが必要なら季節の野菜などをそのままで、あるいは軽くゆがいて添える。または魚を調理するときに一緒にフライパンに入れてもいい。今の時期は葉物の野菜が少ないので、豆苗を添えてみた。
調理も片付けも簡単
この料理はフライパンにキビレを入れてから15~20分ほどでできあがる。超簡単調理である。
フライパンにアルミホイルを敷き、マヨネーズの油を利用するのでフライパンの汚れも少なく、後片づけも容易だ。アウトドアなど、手早く魚を調理して食べたい時などには最適の調理法といえるのではないだろうか。
もう少し大きなフライパンがあれば、頭付きのままでえらと内臓をとった魚を使えばより見栄えのいい仕上がりになる。
今回はキビレを使ったが、カスゴやスズキ、イシモチなどでも同じ方法で調理できる。ハーブなどを使えば、ある程度くせのある魚でもおいしく食べられると思う。
調理時の熱伝導が非常にいいためにスピード調理ができるが、調理中にやけどしないように注意が必要である。
<牧野博/TSURINEWSライター>