マルチタレントとして活躍する樋口さやかさんの釣行に同行し、りんくう釣り護岸と新舞子マリンパークを訪れた。サビキ釣りとブッコミ釣りの模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
新舞子マリンパークへ転戦
釣り方や仕掛けは同じ。新舞子マリンパークでもやはり海の色はあまり良くない上に、昼の時間に近くなるにつれて風も出てきた。
釣り開始から10分、サビキで大きく上下に誘うと、仕掛けが落ちていくときに待望のヒット。15cmの小サバが釣れて、さやかさんはにっこり。その後も忘れたころにポツポツと小サバが上がった。
フィーバータイム突入
釣り開始から30分が過ぎたころ、サビキのコマセが効いてきたのかさやかさんは一気にペースアップ。いつの間にかサビキを落とせばダブル、トリプルは当たり前というフィーバータイムに突入だ。釣れる魚は小サバが15cmくらい、小アジが10cmくらいのサイズで、さやかさんも「楽しい!」とサビキの数釣りを満喫していた。
フィーバーに突入しているサビキ釣りに反し、やけに静かなブッコミザオ。その先に付けた鈴から待望の合図が聞こえる。かすかな魚の反応を感じながらリールを巻いていくと、この日唯一12cmのキスが顔を見せてくれた。
サバ82匹+4目で大満足
ブッコミの反応は良くなかったが、こちらではサビキの爆釣が止まらない。楽しそうに釣りを続けるさやかさんだが、気付けば帰宅時間が迫ってきている。まだまだ続いているサビキのフィーバータイムに後ろ髪を引かれる思いで納竿とした。
この日のさやかさんの最終釣果は小サバ82匹、小アジ9匹、キス1匹、サッパ2匹、ギマ1匹。数釣りと五目釣りの両方を達成して大満足の結果となった。
足場良くビギナーにオススメ
サビキの数釣りや虫エサのブッコミ釣りは仕掛けも単純なので、釣り初心者の入門としてうってつけだ。今回訪れたりんくう釣り護岸、新舞子マリンパークともに足場が良く、トイレや自動販売機も近くにあるため釣りのデビューの第一選択としてお勧めしたい。
近ごろ釣りが密にならないレジャーとして人気を集めている。それに伴いゴミの放置やマナーの問題が出てきているようだ。自分で出したゴミは持ち帰る、釣り人同士声を掛け合って適切な間隔を保つなど、ルールとマナーを守って釣りを楽しんでほしい。
<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>
新舞子マリンパーク