青物狙いはジギングのほかに、海面上や僅かに潜らせての表層で狙うキャスティングがあります。今回はボート釣りでこれを試しハマチ2匹を仕留めたので、その模様をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター丸山明)
55cmハマチ追釣り
上げ潮も効いてきて、小さなナブラは相応に現れますが、ボートを近づけると消えます。キャストの飛距離が欲しいものの軽いミノーには限界があります。これは頂きのナブラが出てボートを惰性で寄せ、うまい具合にナブラの中心の向こう側にキャスト、ヒョッコヒョッコと引いてくると、ガボンゴンときました。1匹目同様に走るは潜るは、元気よくパワフルな55cmのハマチを手に入れました。
晩ご飯に十分な肴を得ました。午前中は小さい潮でそろそろ緩むのでこれで満足、10時半に沖上がりにしました。いやはや、全身運動のキャスティングは、足腰に効きました。しかし、興奮するほどに面白い釣りで、トップや表層を引いてくるルアーを食わすのは、ジギングと違う面白さです。
浅場の青物の寄り場が狙い目
シューティングと誘い出しのトップゲーム、どんなシーンでどちらが優位かの見極めをこれから播磨灘というフィールドで会得したいと思います。そんなこともわからないなんてのはいつものことですが、わからなければ聞けばいいだけです。シーバスの詳しい面々から情報収集し、早速、帰路になじみの釣具店で教えてもらいながら、もう少し飛ぶ小さいサイズのミノーとホッパーを買い求めました。
ナブラらしきものは見えないが魚探反応が出ている時の誘い出し方から、ミノーやホッパーの動かし方、課題はたくさんありそうですが、ジギングで通った播磨灘なので、青物の居場所はわかります。ジギングでは狙いにくい浅場の青物の寄り場が、ひとり気ままなボート釣りの狙いで、次の潮が楽しみです。
<丸山明/TSURINEWSライター>