今さら聞けないハゼ釣りのキホン:釣り場の見つけ方と現着からの流れ

今さら聞けないハゼ釣りのキホン:釣り場の見つけ方と現着からの流れ

今回はスムーズに釣りが開始できるように、ハゼ釣りにおける釣り場の見つけ方と、現着からの流れからスタンバイまでの手順を紹介。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

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藤倉聡

主に東京湾、駿河湾(沼津近郊)で釣りをしています。釣りインストラクター東京と東京鮎毛バリ釣り研究会に所属。インド料理作りにも夢中です。

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ハゼ釣り場の情報収集

シーズンになると専門誌やスポーツ新聞の釣り欄などにも特集が組まれポイントも紹介されるので見逃さないようにしたい。他にもインターネットを利用して釣り人のHPやSNS等でも情報収集出来るのでこちらにもアンテナを張っておこう。

今さら聞けないハゼ釣りのキホン:釣り場の見つけ方と現着からの流れ2020年の横十間川の様子(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

釣り場が決まったら、現地近くにある釣具店に最新の釣果(釣況)や釣り方、エサ、ポイントなどを確認。きっと親切に教えてくれるはずだ。

ハゼポイントの見つけ方

初期のハゼ釣りのポイントは河口や護岸の浅いキワ、杭・捨て石周り等の障害物周りがメインのポイントとなる。

今さら聞けないハゼ釣りのキホン:釣り場の見つけ方と現着からの流れ障害物周りがポイント(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

水深は30cmから1m以内なので、水が澄んだ日ならばハゼが泳いでいるのを確認できる。ポイントが近所なら5月下旬ごろから下見に行くことをお勧めしたい。穴場を見つけるのも釣りの醍醐味の一つだ。

ポイント探しと釣り座の確定

釣り場に着いて、専門誌や釣具店の情報で詳細な位置が分かっていればまずはそこを目指そう。そうでなければ釣り人が集まっている付近に行くことをお勧めする。釣り人が集まっている場所は大抵実績のあるポイントであることが多いし、思わぬ情報が得られる可能性もある。

静かな場所で釣りたいと言う方は、前述した「ポイントの見つけ方」を参考にして頂ければ一人爆釣なんてこともあるかもしれない。なお、立入り(釣り)禁止エリアでの釣りは絶対にしないように願いたい。

釣り場が決まったら両隣の人に挨拶してから準備に取り掛かろう。その際トラブルの原因にもなるので狭い空間には割り込まないようにしよう。

水汲みとエサの管理

初めにバケツに水を汲んでおき、魚が釣れてから慌てることのないようにしておきたい。また、釣具店で購入したエサはそのままクーラーボックスで保管しても良いが、出来れば通気性の良い木製のエサ箱などに移し替えておこう。

今さら聞けないハゼ釣りのキホン:釣り場の見つけ方と現着からの流れ木製のエサ箱(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

ハゼ仕掛けの準備

竿と仕掛けの結び方は以下の通り。

今さら聞けないハゼ釣りのキホン:釣り場の見つけ方と現着からの流れ竿と仕掛けの結び方(作図:TSURINEWSライター藤倉聡)

(1)大きなチチワの中に親指と人差し指を下から入れる。

(2)道糸を摘まみだす。出来た輪(図AとA’)を重ねる。

(3)2で作った輪に穂先を通してリリアンのこぶに引っ掛けるように道糸を引っ張る。

※外すときは小さいチチワを引くと外れる。

取り付けた仕掛けは、振り出し竿ならば竿を上に伸ばしながら仕掛け巻きから手を放せば自然に転がり落ちて仕掛け巻きから仕掛けが外れる。

たまに仕掛けのセッティング時や餌付け、魚の取り外しの時に竿を地面に倒して行っている方を見かけるが、竿を踏まれるリスクが高いので気を付けたい。出来れば竿を持ったまま行えるようにした方が、手返しの面からも有利だ。

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