ハゼ釣りのメッカ『佃堀』
創業200年をこえる佃煮屋から漂う醤油の甘い香りや下町情緒に誘われ、上を見上げると高層マンション群、朱に塗られた佃小橋を挟んだ小さな堀であるここ佃堀はハゼ釣りの季節には釣り人で埋め尽くされる。
営団地下鉄有楽町線、都営大江戸線が交わる月島駅、出口6番を上がると5分とかからない佃公園(佃堀)の一角にある。鉄柵も高く安全なのでファミリー層もたくさん見かける。
佃堀のポイント
佃小橋を挟んで左右に分かれるが、風呂屋の煙突側は東側のみが釣り場である。足元にはテナガエビも数は少ないが釣れる。
メインの釣り場は反対側になるが、こちらは東西どちらからも釣りが出来て、どちらも整備されており快適に釣りが楽しめる。
ハゼ釣りタックルと釣り方
サオはノベザオの2.7m位が釣りやすく、大半の方々はシモリ仕掛けでアタリを楽しんでいるが、潮が引いた時にはかなり水位が低くなるのでその場合は3.5m位のノベザオかリール付き、道糸は1号程度が良い。
ミャク釣り
ウキを付けないハゼのアタリを直に感じられる釣り方である。ハゼは上から落ちてくるものに食いつく習性がある。このため、サオを振り出し、ハゼの目の前に入射角45度のイメージで落とすと釣果が上がる。
また、一点に留まらず、手前に少しずつ(5cm程度のイメージ)サビくと良い。
シモリ仕掛け
ハゼが食べているアタリがシモリから伝わって目で楽しめる釣り。水面は潮により水位が満ち引きするので、水面にシモリが3個位出るように調整すると良い。
釣り方はミャク釣りと同様だが、シモリが引き込まれても一呼吸おいてから上げた方がかかりは良いと思う。