感染対策に釣り場でもマスクをしている方が多いようだ。しかし、これからの時期は暑さという問題がある。夏の釣り場でのマスク着用によって、熱中症リスクは高くなるだろう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
熱中症対策としてできること
熱中症は予防するために、どのような心がけが必要か、解説する。
こまめな水分補給
水分補給は大事だ。何より汗で体内が渇く。またこの夏は、マスクにより口内も渇くのでつらいはず。水分補給は以前にもましてこまめに。そして汗で塩分が出ていくので、多少なり塩分やミネラルの入ったスポーツドリンクを飲みたい。
釣り場でのビタミン補給
コンビニや薬局などで販売されているビタミン補給のドロップなどが、熱中症対策には非常に有効だといわれる。単に水を飲むだけでは体内に入らない有効成分が入り、体調管理に役立つ。
朝夕の短時間釣行
早朝、または日差しがやわらぐ夕マヅメの短時間釣行を推奨する。夏の釣り物といえばロックフィッシュや青物などだが、この両方、早朝にしかほとんど釣れない。その他タコ、豆アジ、場所によってはチヌなど。こういう魚が釣れるのは夕方から夜、2時間手度の短時間釣行がいいだろう。
基本的な装備
帽子、そしてサングラス(偏向グラス)。夏の釣りでは必須のものだ。ライフジャケットはなるべく暑さを感じさせないウエストタイプのものがいいだろう。また屋外のアウトドア全般、半袖よりも、意外に通気性の良い長袖のシャツを着ていた方が日焼けのダメージを防ぐことができ、多少なり暑くても体力を残しやすいともいわれる。
この特殊な状況下の夏、釣り場で熱中症による怪我人が出ないことを祈る。
<井上海生/TSURINEWSライター>