アジングで釣っていくレンジで、表層の次にくるのが中層となる。基準となるジグヘッドウェイト0.8gくらいで、10カウント前後。中層に潜むアジは、攻略に手こずることもある。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
フォールスピードも意識
アジング全般に言えることだが、フォールスピードに食うことがある。現代アジングは反応する群れがいるなら、とりあえずその重さで、そしてスレたらもう少し軽く、が基本的な考え方だが、それでもダメなときはある。そこでやり方をかえる。アジは一度視界に入ったものが消え、また視界に入ってくる(落ちてくる)という動きに弱い。ここを突くのだ。
つまり基本的なアジングの考え方と逆に、重くする。「フォールスピードパターン」を試してみる。0.8gで中層でアタったら、1.2gくらいにしてみる。また同じ0.8gでもタングステンのヘッドにして、沈下速度を(理屈上は一般的なナマリとの対比の)1.7倍にしてみる。
特に筆者が最近手ごたえを感じるのは、TGヘッドだ。ヘッドのナマリのシルエットが1.7倍小さくできるので、スレたアジにも見切られにくい。
<井上海生/TSURINEWSライター>