2021シーズン序盤の『明石タコ釣り』が若干渋め そのワケとは?

2021シーズン序盤の『明石タコ釣り』が若干渋め そのワケとは?

「今シーズンの明石のマダコ釣りはちょっと渋い」という声がちらほら。数回の釣行振り返りを含めて、その原因を探ってみましょう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター丸山明)

丸山明

ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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明石のマダコ釣りが不調?

5月後半から浅場のタコポイントの様子が変化してきました。中旬過ぎまでは、潮止まりまでと次の潮の動き端の3時間弱で、気楽に晩ご飯が釣れる明石二見沖の実績ポイントでした。しかし、どうも様子が変化してきて、同じだけ釣ろうとするとさらに時間が必要で、密度が薄くなっています。タコゲームの楽しい浅場のポイントが少々苦戦です。

乗合船の釣果を見ても、老舗乗合船のサオ頭でも10匹台があったりで、20匹くらいです。サオ頭になられる方の腕前は別格ですが、この程度です。ビギナーだと朝5時からお昼まで頑張っても5匹の釣果も容易でない状況で、これは私も同様で、釣り仲間と顔を合わすたびに「釣れない」が、あいさつがわりです。

2021シーズン序盤の『明石タコ釣り』が若干渋め そのワケとは?今年の明石はタコ不調?(提供:TSURINEWSライター丸山明)

さて、これは何が原因なのでしょうか?以下、原因を考えてみました。おそらく、原因の一つ目、二つ目は、釣れないという勘違いの思い込みで、三つ目が主要因です。

1.5月6月初旬は時期尚早

そもそも5月は数が出ることなく、10匹釣れば上々です。それが、昨年は3月から釣れ始め、5月はシーズン中のピークではないのかと思えるほど釣れたようです。しかし、7月中旬過ぎには下火になりました。シーズンが前にずれたのです。

以前、数が出ないと言って、「まだ5月やないか」と、ベテランさんに言われた覚えが何度かありますが、昨年の特例が通例のようになってしまい、「5月からたくさん釣れる」という勘違いを起こしているのが原因の一つ目です。

今年はサクラも早くに満開、梅雨入りもとんでもなく早く、緊急事態宣言もあり、感覚がずれているのかもしれません。腰を落ち着けて狙いましょう。

2021シーズン序盤の『明石タコ釣り』が若干渋め そのワケとは?好調だった去年の釣果(提供:TSURINEWSライター丸山明)

2.「大釣り」情報で錯覚

さらにメーカー系スポンサーの釣り番組が輪をかけています。タコエギ釣り市場のメーカーさんの新製品売り出しの釣り番組です。何人もの釣れた場面だけ撮影して編集すると、大釣りのように見えます。釣り番組で釣果を最後に見せるようなものはまずないですよね。

おそらく、釣れている場面ばかりを見て「5~6月でも釣行すればたくさん釣れる」と勘違いしてしまったのが、原因の二つ目でしょう。タコガールまで登場して、年々賑やかになるタコ市場に惑わされています。

3.タコのエサが浅場に少ない

原因の三つ目は、勘違いでなく釣り場の状況です。

関西は梅雨入りなどと言っていますが、本格的な雨がありません。雨が降らないと河川の水が少なく、植物性プランクトンが海に入らず、動物性プランクトンも増えず、それを食べる小魚や甲殻類が育ちません。これらは、マダコの大好物で、エサの多い場所がタコの居場所、いわゆる釣れるポイントになりますが、浅場の10~15mラインのエサが少なくどこかへ姿を消して、深場のポイントでタコはエサを食べ、浅場からタコは姿を消したと思います。

乗合船は、深場40mラインに行く機会が増えるので、タコがたくさんいても浅場より腕前がいる深場では、釣果が少なくなるでしょう。

2021シーズン序盤の『明石タコ釣り』が若干渋め そのワケとは?タコエギ(提供:TSURINEWSライター丸山明)

この三つ目が主要因で、「浅場のエサが減少し、エサ場がかわった」のでしょう。しかし、エサの甲殻類が降雨で増えればスイッチが入り、マダコは浅場にたくさん入ってきます。梅雨の雨は大事です。

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