今年もハゼのワキがとてもよさそうな東京湾奥。船橋港の船だまりへ調査釣行に出かけてきました。3時間でデキハゼ78匹を手中に収めた釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
船橋港でのハゼ釣り
理由はよくわかりませんが、船橋港は毎年他のハゼ釣り場よりも一足早く開幕する釣り場です。今年もその傾向通り、前日に出かけた江戸川放水路よりもアベレージで1cm以上は大きく成長しているようでした。ポイントは湊橋西側のスロープが特によく、9月過ぎの終盤戦では海老川河口へとかわっていきます。
足場よく、公衆トイレも近くにあり、また歩いて5分程度の所に釣具店やコンビニもあり。駅(京成線・大神宮下駅)からも近く、近所にコインパーキングも点在と、まさに至れり尽くせりのハゼ釣り場。最盛期には子供連れのパパが目立つのもうなずけます。
「足場がいい釣り場」と書かせていただきましたが、港ということで当然漁業関係者が頻繁に出入りしています。くれぐれも迷惑をかけないよう心がけましょう。
ハゼ釣りのタックル&仕掛け
5月31日に釣行。サオは2m前後のノベザオでウキ釣り、ミャク釣りのどちらでも問題ありませんが、私のおすすめは何といってもミャク釣りでの見釣り。特にシーズン前半は水深30~50cmの浅場にもハゼが群れているので、これの狙い打ちが面白いです。活性が高いとエサを落とすと同時に我先にとハゼが寄ってくるので、もうテクニックも何もありません。
また、地元の常連さんらしき方々はシーズン初めでも2.7~3.6mのサオを使用し、やや深い所をシモリウキにて狙っているのをよく見かけます。釣れるハゼも若干型がよさそうなので、これはこれで面白そう。釣り方は自分の好みに合わせて選択してみるといいでしょう。
因みにエサはアオイソメ、ボイルホタテ等、ハゼ定番エサでいいと思います。
見釣りでデキハゼ入れ食い!
この日の潮の上げ止まりは7時。到着は6時だったので「出だしは厳しいかな」と思いつつ、のんびり準備して仕掛けを投入すると……、潮止まりなんて嘘のようにハゼたちのエサの奪い合いが始まりました。5cmに満たない小型も多くいるので、上手く大きめのハゼの前にエサを落とすようにコントロール。それでも小型のハゼにエサをかじられつつ数を重ねていきます。