堤防サビキ釣りで小サバ30尾 手返しのテンポがキモ【千葉・富浦新港】

堤防サビキ釣りで小サバ30尾 手返しのテンポがキモ【千葉・富浦新港】

5月8日、南房総市の富浦新港でサビキ釣りを楽しんだ。テンポよく釣ることで順調に数が伸び、1時間で30尾前後の小サバをキープできたので、その模様をお届けする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

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富浦新港でサビキ釣り

5月8日(土)、南房洲崎の地磯に朝マヅメ狙いで釣行し、コマセが余ったので、南房総市の富浦新港へ移動してサビキ釣りを楽しんだ。

9時ごろに北ケイセンに到着。天気がいいので様々なスタイルで釣りを楽しんでいる人が多い。投げ釣りやダンゴ釣りでクロダイを狙っている人はいるが、サビキで遊んでいる人は少ない。

堤防サビキ釣りで小サバ30尾 手返しのテンポがキモ【千葉・富浦新港】タックル図(作図:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

次に対岸の堤防に移動して様子を見ると海中に小サバが見えた。さっそくサビキ仕掛けを下ろしてみた。コマセをまくと多数乱舞している様子が見える。しかし、警戒しているようで、一瞬群がるが、すぐにいなくなってしまった。

コマセヒシャクを使ってまくだけではなかなか掛からないので、サビキ仕掛けにコマセカゴをセットしてみると単発でヒットするようになった。

手返しよく小サバ連発

仕掛けを警戒しているので、上下するだけでは単発で釣れるだけ。そこで、サビキのサイズを小さくし、さらにコマセの帯にていねいに同調させるイメージで狙うと釣れ続けた。

小サバは海面近くに多く見えるので、コマセを多めにまくと群がってくる。小魚はすぐに鮮度が悪くなってしまうので、10尾ほど釣れたら氷が効いたクーラーにキープする。

堤防サビキ釣りで小サバ30尾 手返しのテンポがキモ【千葉・富浦新港】堤防の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

群れを寄せるためにテンポよく繰り返すと、順調に掛かり始めた。周囲のファミリーも好調な様子。コマセを入れてからの仕掛けの投入と釣れた魚を外す作業を手早くすると順調に数が伸びていく。途中、釣れない時間帯はあったが、群れが通ると連発。1時間で30尾前後キープできたので、釣り場を洗い流して10時に終了した。

ファミリーにもお手軽

お手軽仕掛けで朝の短時間でも小サバが多数キープできた。「家族連れでも楽しめそうだな」と思いながら帰路に就いた。

富浦新港は大規模な港で、家族連れにも人気が高い。停泊している船や作業の邪魔にならなければ、シケたときにも竿が出せる貴重な釣り場だ。今後も長く楽しめるように、ゴミや汚れは残さずにマナーを大切にして楽しみたい。

キープした小サバは自宅で内臓を処理して、そのまま竜田揚げにして食べてみたが、大変美味しかった。また機会があれば狙ってみたい。

<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
富浦新港
この記事は『週刊つりニュース関東版』2021年5月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。