山口県長門市の青海島へヤリイカ狙いで釣行してきた。乗らないアタリが連発したが、強めのアワセで無理やりハリに掛けて攻略。二人で80匹を釣った釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)
青海島でヤリイカ狙い
3月11日、山口県長門市の青海島へヤリイカ狙いで釣行してきた。今年は比較的好釣果情報が多かったのだが、天候などタイミングが合わず約1か月ぶりの釣行だ。例年通りなら3月中旬はギリギリ期待できる。
午後7時ごろにポイント到着。釣り場にはすでに2組がサオ出ししていたので、少し離れた場所に陣取って電気ウキ仕掛けをセットして投入。
アタリを待っている間は、エサ巻きエギ「邪道」を使って探る。すると早速1投目から同行者のウキに反応があったようだが乗らず。しかしイカがいることが分かり期待感をもっていると、今度は私のウキに怪しい反応。ほぼ無風の海面に浮くウキが沈むわけではないが左右に揺れる様な動き。しばらくするとパタっと寝た。
イトフケを取ってアワせるとわずかながら重量感があり、胴長20cmクラスのヤリイカをゲット。すぐに同行者にも同サイズが上がる幸先の良いスタート。
強めのアワセで続々ゲット
その後は連発はしないものの、ぽつぽつ上がる。特に同行者にはアタリが多いが乗らない状況が続く。タナを聞くと1ヒロほどとのこと。私も同じく浅ダナ狙いにすると、確かにアタリはあるがフッキングしない。
すかさず同じポイントにエギを投入し、張らず緩まずくらいの誘いで巻いて来ると、グ~ッと重量感。聞きアワセを入れるが合わない。しかしまた抱く。
足元付近までエギを寄せるとエサにしっかり抱きついた。が、カンナに掛かっていない。アワせると離すが、エギを落とすとまた抱きつくのが目視できる。なんとかカンナ側から抱かせて釣り上げることができた。
おそらくウキ仕掛けでも同様の状態が起きているのではないかと予想し、ウキに怪しい反応があったら、いつもより強めにアワせて無理やりハリ掛かりさせる作戦に変え、徐々にフッキング率が上がった。エギに反応するのは良型も多く、2本バリのウキ仕掛けには何度かダブルもあった。
数伸ばし2人で80匹キャッチ
バタバタ連発はしない代わりに長い沈黙もない理想的な状況。翌日の仕事や風が強まったこともあり、後ろ髪を引かれる思いで午前0時ごろに納竿。2人で80匹の好釣果となった。
場所やタイミングが合えば1人で100匹近い釣果も出ている話もあり、例年より期待がもてる状況が続いているので、機会を見つけてまた釣行したいと思う。
<週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之/TSURINEWS編>
青海島
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