近所の川で手軽に楽しめる淡水小物釣り。魅力いっぱいのこの釣りを、さらに楽しくするために、今回は釣り上げた魚の楽しみ方と注意点を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターかやまあつみ)
魚を持ち帰る場合
釣った魚を持ちかえる人にも水槽で飼う人、食べる人、エサとして使う人と様々です。
飼う場合は、持ち帰り後の寄生虫除去や水慣らしなどの他、あらかじめ魚に適した環境を準備しておく必要があります。できれば魚の種類ごとに水槽を分けたいものです。観賞魚店などで水槽その他をそろえるとき、詳しい店員さんを見つけていろいろと教わるのもいいでしょう。
食べる場合は、魚を絞め、保冷ケース&保冷剤で持ち帰ります。このとき、魚体が直接保冷材に触れないようにした方がいいと思います。釣った魚をおいしく食べるために、調理方法もあらかじめよく知っておきましょう。魚の種類が同じでも、水質のいい川で釣った魚ほど、臭みがなく味もいいです。
飼っているウナギやナマズなどの生餌用に持ち帰る人もいます。冷凍保存後に与える場合も。
魚を放流して帰る場合
釣りそのものを楽しみたいのなら、釣った魚は放流するのが一番。持ち帰るための準備が不要なので身軽です。
釣ったその場で放流するのなら、魚体になるべく触らずハリだけを持って魚を外すようにすると魚が弱りません。
釣った後しばらく眺めてから放流する場合、魚を入れたバケツの水を時々交換します。水草を入れてもOKです。
魚籠(ビク)も考えられますが、小魚だと網の目から逃げてしまうこともあります。
魚の写真を撮る場合
釣った魚を映像として残したい、そんな人には「撮影用の小水槽(アクリルケース)」が重宝。真横から自然な泳ぎの魚を撮影でき、水槽下にセットされている「メジャー」で魚の大きさもわかります。
一旦バケツに入れ、それから水の入った「アクリルケース」に金魚網で移し、元気な姿を撮影しましょう。
カメラは「マクロモード」にすると、画面いっぱいに大きく写せます。また、動画撮影もいいでしょう。魚種別にPCに保存すれば、バーチャル水族館みたいになるかもしれません。
※カメラを近づけすぎると魚がびっくりしてしまうことがあるので、少し離れ気味にした方がいい場合も。