3月2日の朝、好条件がそろったので熊本市中心部を流れる白川に釣行。海から稚アユを追って上がってきた、銀ピカのシーバスを見事キャッチした釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・吉永慎二)
2尾目は54cmをキャッチ
まだ釣れそうな気配はある。今度は投げる角度を変え、堰から伸びる白泡の中をドリフトぎみに流し、ルアーが流れを捉えたところでまたひらひらギラリと動かす。数投で再びサオ先に重みが乗った。今度は少し引きが強い。褐色の流れの中で白銀の魚影がギラリ!
そして、ザブザブとエラ洗い。何度かの突っ込みを交わし、魚の抵抗が弱まったところでタモに導き入れた。海から稚アユを追って上がってきたばかりと思われる、銀ピカのシーバス54cmをキャッチできたところで、その日は早上がりした。
ベイトは稚アユ
家に帰ってシーバスを解体してみると、確かに6cmほどの稚アユが出てきた。そのほか、川エビ2尾、ハエの稚魚2尾、いずれもマイクロベイトの類である。しばらくの間は、小さなルアーで流下する小動物のイメージのアクションが効くと思われる。
春の最盛期はこれから
これから稚アユの遡上が本格化し、テナガエビ、ボラ、コノシロの稚魚なども加わり、川にシーバスのエサが豊富にやってくる。春の最盛期はこれからである。チャンスがあれば出かけてみてほしい。
<週刊つりニュース西部版APC・吉永慎二/TSURINEWS編>
白川・井樋山堰