100円ショップで見つけたプラ板で作るキーホルダー。子供のころ、作った経験のある人も多いのではないだろうか。今回はそれを使ってスプーンを自作してみたのでご紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
プラ板スプーンの作り方
用意するのは、0.2~0.3mm厚のポリスチレン(二軸延伸ポリスチレン)のプラ板。百円ショップなどで入手でき、透明や白色の他、蓄光のものやプリンターで印刷できるものなど、多彩なバリエーションがある。
1.収縮率を確認
オーブンで焼くと収縮し、その分だけ厚みが増す。まずは、プラ板がどのくらい縮むのかを確認しておきたい。
2.模様をつける
確認できたら、仕上がりを予想しながらハサミで好みの形状にカット。パンチで両端に直径5mmほどの穴を開けたら、マジックで好みの模様や文字などを描く。もちろん無地でも問題はない。
3.加熱する
次に、150~160度に設定したオーブンで焼く。最初はクシャクシャになるが、すぐ平らな状態に戻るので、そのタイミングで取り出し、熱いうちに平らなもので押さえて冷ます。加熱時間はオーブンが冷えた状態からで1~2分、あらかじめ余熱しておけば10~20秒程度。
4.折り曲げる
続いて、上から3分の1くらいのところをライターなどで慎重にあぶり、30度ほどの角度で折り曲げる。この角度によっても、ルアーのアクションは変化する。
5.オモリをつける
最後に、ガン玉をカッターナイフなどで半分にカットし、裏側の下から3分の1ほどのところに接着(2液性エポキシ接着剤を推奨)する。
6.完成
あとは好みでアルミテープやホログラムシールなどを貼り、前側にスナップやスプリットリング、後ろ側に好みのフックを取り付ければ完成。本体のサイズやガン玉の重さは、目的に応じて調整しよう。
<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>