2月11日、三重県・志摩沖のトンジギが好調のようで、2日前に友人の鈴木さんと急きょ計画した。初挑戦であったが本命2匹を釣ることができたので、リポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・内藤元生)
最後の流しで2匹目がヒット!
12時30分、「あと1時間最後の流しにします」と船長のアナウンス。私は最後の力を振り絞ってジグを投入。3~4回目の投入だっただろうか、200mラインを出し、ワンピッチで20mほど巻き上げてきたところでガツン! とヒット。「キターーーー!」。うれしさのあまりまた叫んだ。
今度は体力が95%ぐらい消耗したところでのヒットなので、リールをなかなか巻けない。トモの常連さんがこっちの方がやりやすいと、トモの座を譲ってくれた。
最後の力を振り絞り10kg超
必死で巻き上げるなか、船長の「あと何m?」の問いに、「あと30m」と答える。あと20m、あと10m…。体力を使い切って…、あれ? 魚が見えない。ラインのカウントを間違えて、まだ50mもある。
やばい、上がったと思ったのにまだ50mの格闘が必要だ。私の体力メーターの残りは0%。それでもなんとかない力を振り絞り、必死に巻き上げビンチョウマグロ10kgオーバーをランディング。写真撮影では疲れすぎて魚がなかなか持ち上がらないが、気力だけで持ち上げた。
最終釣果
この時点で私の体力メーターはマイナス。満足感は120%で終了。初のトンジギで私2匹、鈴木さんも1匹と上出来の初挑戦となった。全体の釣果はビンチョウマグロ9匹だった。
<週刊つりニュース中部版APC・内藤元生/TSURINEWS編>