今年は週末になると海の状況が悪くなり、初釣りは1月16日になりました。いつも12月に入ると日本海側のキス釣りから瀬戸内のカレイ釣りにスイッチします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・田中省吾)
実釣開始もアタリなく難渋
午前7時半、竿4本を投げ込み、エサ取りの状況を確認するため最初に投げた竿を回収、アオイソメとマムシ(本虫)のミックス掛けはそのまま上がってきます。エサ取りはいないようです。
その後、10分ごとに仕掛けを動かしカレイの食い気を誘い、これを3回繰り返しエサの付け替えます。
このルーティーンを続けましたが、午前11時まで全くカレイのシグナルは無し……嫌な予感が漂います。
35cmマコガレイゲット
エサ取りもなく、当然エサの消費も少ない、このままでは大量の撒き餌をすることになるため、ロッドケースの中のショートロッドに仕掛けを付けて、ちょい投げでCポイントに投げ込んでそのまま放置しました。午前11時半その放置していた竿の竿尻が浮き、海に引き込まれそうになります。
慌ててロッドを掴みアワせると、ズンとした重量感、これはカレイだ!ショートロッドの竿先が大きく曲がり、海面から顔を出したのは、今季初のカレイは35cmのマコガレイ、これは嬉しい!
借りていたスカリに投入し、残りの竿すべてをCポイントに集中、アオイソメを8~10匹付けでボリュームを出しカレイにアピールしましたが、その後アタリは無し。昼過ぎに渡船の方が様子見に来てくれましたが、洲崎1、2番の釣り客さんも小型1尾と苦戦中と話していました。
5本すべてをCポイントに集中しましたが……その後全くアタリは無くなり午後2時半納竿いたしました。
春を迎える今後に期待
1月16日の釣行後天候の影響とタイミングもあり、福良の筏に乗っていませんでしたが、アトミックスライダーフィルドテスターの東氏が1月31日に洲崎1、2番で30cmオーバー10尾、その後同じ洲崎1、2番で2月11日40cmオーバー2尾含む7尾と好釣果を上げております。
但し、ちょい投げでは全く反応なし、100mの遠投後こまめに仕掛けを動かすことでカレイの食い気を誘ったそうです。
日ごとに温かさが増していきます。春は目の前です。筏に揺られてのんびり竿出し、お土産に美味しいカレイを持って帰ってください。但し人気の洲崎1、2番は予約なしでは、厳しい状況です。釣行前に一度連絡が必要です。
<田中省吾/TSURINEWS・WEBライター>