リールは何かと気になる釣具だ。新しいものが出れば目移りするが、大事に使えば一生モノ。とはいえ新製品も欲しい……。今回はそんなリールの買いかえ時について考えてみた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
旧式モデルのリールもアリ
各メーカーでリールが新バージョンに入れかわるのは、大体、3年から4年おきである。今ならば、18が21になったり、17が21になったりする。今年は結構、アップグレードの年だろう。つまり、買いかえがリアルに必要な方、また新しいリールがとにかく好きな方にとっては、2021年は買いの年になる。
またこういう考え方もある。それは、古いモデルの方がいいというものだ。私の場合もそうで、1000番リールは、保留していたミドルクラスの1000番機種が、3月発売予定(あと一月ちょっと後)のアップデートで若干微妙になってしまった。よって、1000番リールは先日、保留していた今のモデルを急いで購入した。3月にはひとつ前のモデルとなる機種だ。
リールの買いかえにおいて見るべきことはいろいろある。私にはライトゲームしか語れないが、それは重量とギア比、そしてハンドル長だ。みなさんも自分の釣りで何が重要か考えて、買いかえ、またはゆくゆく旧式となるモデルの購入を考えてみてはいかがだろうか?
メンテしながら大事に使おう
リールもロッドもそうだが、今のモデルは、本当に高機能である。エントリーモデルかミドルクラスがほとんど10年前のハイエンドだ。メンテしながら大事に使えば、まったく問題はないはず。愛着が生まれることにより、釣具をいたわる心がつき、それが実釣中の行動にもつながって、釣りが上達すると思う。
けれど本当に最新鋭の釣具を使いたいなら、買いかえも積極的にGOだ。今のハイエンドはおそらく30年後も現役だろう。高価なモノを張るのも、面白い。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>