【2021】解禁迎える「渓流釣り」初級徹底解説 道具・エサ・釣り方

【2021】解禁迎える「渓流釣り」初級徹底解説 道具・エサ・釣り方

コロナ渦で、密にならず自然を満喫できる渓流釣りが注目されている。渓流釣りを始めようと考えている人のために、少しでもお手伝いができれば幸いだ。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・石橋英之)

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淡水の釣り 渓流釣り

魚の処理

夜明けから数時間がたつと、魚もスレてくる。そこでポイントを休めるために、釣った魚の処理をしよう。ナイフなどで肛門から腹を割って、内臓とエラを取り除く。骨の所に血合いがあるので、親指でこそぎ取る感じできれいにしよう。

処理が終わった魚は、密封袋で直接氷に当たらないようにクーラーに入れておく。ポイントを休めると、また釣れることもある。このころには人も減ってくる。そのまま粘るのもいいし、違うポイントに移動して楽しむのもいいだろう。

朝一番冷え込んだときは、朝より水温が上昇した日中に釣れることもある。解禁日を過ぎると一気に人も減って、ゆっくり釣ることができるが、当然魚影も薄くなるためポイントを変えて足で稼ぐ釣りがメインになる。自分でポイントを探して釣った1匹は、解禁の時とはまた違う喜びがあると思う。

おいしく食べよう

さて釣った魚はおいしく食べたい。家に持ち帰った魚は、まず粗塩を振って10分ほど置くと魚から水が出てくる。そこで表面のぬめりを取るように揉んでから水洗いをして、完全に表面の水分を取る。たくさん釣れた場合は、そのまま冷凍保存する。

食べる魚にはヒレに化粧塩をして、弱火で水分を飛ばすイメージでゆっくり焼くと、表面がパリッとした塩焼きができ上がる。個人的には解禁当初の天然物は水っぽく、放流物の方がおいしいと思っている。
最後に釣りはどれだけたくさん釣れたかではなく、どれだけ楽しく過ごせたかいうことが大事だと思っている。皆さんも楽しい一日が過ごせることを切に祈っている。

<週刊つりニュース中部版 APC・石橋英之/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年1月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。