年の瀬が押し迫る12月中旬、高級魚アカムツを求めて福島・小名浜へ。第八光勝丸に乗船し、本命4匹と40cmの大アジなどをゲットした釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・尾崎大祐)
今後の展望
松原船長に今後の展望を伺ったところ、年明けからは小メヌケやメバル狙いの中深場五目で出船するとのこと。そして4月頃、冬型の気圧配置が緩む日が増えてきたところでアブラボウズ狙いも交えていくと話していました。
そして恐らく夏場にはマダラや大判ヒラメ、メヌケ、キンキ、私はまだ経験していないミズダコ狙いなど、状況によってフレキシブルに狙っていくことになると思われます。
震災にて一時は壊滅的被害を受けましたが、あれから9年の年月を経て、驚くほど復興が進んでいる小名浜。狙える魚種の多さもさることながら、戻ってきた街並みの活気にも注目して出かけてみてはいかがでしょうか。
魚料理を堪能
そして、やはり釣行後は食べる楽しみです。やっぱりアカムツは炙りですね。今回は炙りを丼にしました。アジは妻の希望でナメロウに……。
小型のユメカサゴは丸ごとから揚げが好きです。サバは塩焼きにしました。
アカムツは言うまでもなく美味しかったのですが、驚いたのはマサバ。前回4匹を船上にて身エサにし、帰宅後、その脂の乗りを知ってとても後悔。今回は前回の教訓から全て持ち帰ろうと思っていたのですが、そんな日に限って1匹止まりでした。
来年以降、この時期この海域のマサバは「うれしいゲスト」に格上げし、大切に持ち帰ろうと思います。
<尾崎大祐/TSURINEWS・WEBライター>