大阪湾近郊では、何を釣るのにも一級ポイントといえる泉南。もちろんメバリングにも良好なエリアだ。釣り場の地形も様々で、希少なブルーバックが狙えるのも泉南ならではだ。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
日中はゲソングも
日の高い時間はデイメバルも楽しい。ダート型のジグヘッドをつけて、底をちょんちょんとエビのような動きをイミテートして、メバルを誘う。ただカサゴと釣り分けできない上にこれからの時期は抱卵個体が増えるので、根に潜られないようにPEライン、ドラグは強めに設定しておきたい。
また日の高い時間は趣向を変えて「ゲソング」をするのもいい。極小ジグヘッドを使い、イカの足をつけて、ベラやフグやスズメダイといったライトゲームのターゲットともならない小型魚を狙う。これがかなり反応して面白い。ワームはかじられてもったいないが、イカの足はスーパーで100円程度で売られているのを持っていけば、少なくとも10釣行分くらいは持つはずだ。ちなみにゲソングは自分ながら、私が始めた釣りだと自負している。
ちなみにフグ、ベラの歯は小さくても脅威なので、リーダーは8lb程度、スナップをつけて対策しよう。
美しい眺めと星空も楽しめる
泉南は自然に富む眺めもいい。海はきれいだ。夕焼け時など、つい落日の凄みに見とれたりする。夜釣りの途中、ふと手を止めて空を見上げると、星が散らばる空も美しい。泉南はそのような釣りとともに自然の空気をたっぷりと吸い込めるのも良いところだと思う。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
泉南エリア