夜のちょい投げ釣りで52cm頭にアナゴ11匹 足元で連発【三重・霞ふ頭】

夜のちょい投げ釣りで52cm頭にアナゴ11匹 足元で連発【三重・霞ふ頭】

11月13日、アナゴが食べたくなり三重・四日市市の霞ふ頭へちょい投げに出かけた。3時間ほどの釣りでアナゴ2ケタを釣り上げた釣行をレポートします。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・藤田豊)

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霞ヶ浦ふ頭でアナゴ釣り

11月13日、昼食後にアナゴ釣りの仕掛けを作っていると、「また何を作っているの?」とお母さん。「アナゴの天ぷらが食べたいなと思って…。場所は三重県四日市の霞ケ浦ふ頭だよ」と答えると、「行ってもいい」とお母さん。そこで急きょアナゴを求めて夜釣りに行くことになった。

道具をまとめて車に積み込み午後3時半に自宅を出発。30分以上走ってからライトを忘れたことに気付いた。明かりなしでは釣りはできない。やむを得ず取って返し1時間以上のロス。お母さんからは、「最近こういうポカがあるので、ないようにしてください」と言われてしまった。

目的のウール霞ふ頭に着いたのは午後6時すぎ。辺りは真っ暗。ふ頭にはポツリポツリと車が止まっており、それぞれサオを出していた。

夜のちょい投げ釣りで52cm頭にアナゴ11匹 足元で連発【三重・霞ふ頭】当日竿を出したウール霞ふ頭(提供:週刊つりニュース中部版APC・藤田豊)

ワタリガニの姿も

近くへ行くと、発電機を回して海面を照らしている。話を聞くと、発電機を回しているのはすべてヒイカ狙いだが、今年はなかなか群れが入らないそうだ。

別の釣り人はワタリガニ狙いとのこと。バケツをのぞくと、大きいワタリガニが3匹も入っていた。その隣の釣り人は、アナゴ狙いで2時間前からサオを出しているがまだ1匹、エサはイワシを使っているそうだ。

釣り人それぞれが、いろいろな魚を狙って、いろいろな方法で楽しんでいることが素晴らしいことだと思った。

サオ3本をセット

その人の隣が空いていたので間を取って入り、午後7時に準備を始めた。チョイ投げザオに小型スピニングリールをセットし、サオは3本出す。自作の仕掛けはミキイト・ハリス3号、ウナギバリ3号、オモリ8号だ。

エサのアオイソメをセットし、1本目はふ頭の岸壁沿い、2本目は岸壁から5~6m、3本目は10mほどに投入する。しばらくすると2本目のサオ先にアタリが出た。手に取ってアワセを入れると、サオが大きく曲がる。早速アナゴか?

カサゴにハゼにアナゴ

巻き上げていると、1本目のサオにもアタリが出ているのが分かった。上がってきたのは25cmほどのカサゴだ。魚を外してエサを付け替え、岸壁沿いに投入する。

そして1本目のサオを持って巻き上げると、小指ほどのアナゴが上がってきた。ハリを外してリリースする。エサを付け替えて仕掛けを投入、3本目のサオを持ち巻き上げると、16cmほどのハゼが釣れてきた。

岸壁沿いのサオにアタリがあり、釣れ上がったのはなんと50cmほどのアナゴ。さらに45cm級のアナゴが連続して釣れ上がった。

美味しいアナゴの天ぷら

小さいカサゴが掛かったりハゼが釣れたりしたが、アナゴも順調に釣れ上がり、釣果はアナゴ25~52cm11匹、30cm以下リリース9匹、カサゴ25cmと満足できた。エサのアオイソメも底をつき、午後9時に納竿とした。

帰宅後、私がアナゴをさばき、お母さんに天ぷらにしてもらい、おいしくいただいた。また楽しい釣行とおいしい食材の確保に頑張るぞ。

夜のちょい投げ釣りで52cm頭にアナゴ11匹 足元で連発【三重・霞ふ頭】釣果は天ぷらで美味しくいただいた(提供:週刊つりニュース中部版APC・藤田豊)

<週刊つりニュース中部版 APC・藤田豊/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
霞ケ浦ふ頭
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年11月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。