毎週恒例となっている福岡市・志賀島へライトゲームに出かけた。広範囲に探って、夜明けまでに良型のアジが連続した釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・鈴木泰也)
志賀島でアジング
10月26日、月曜日が休みだったので午前4時30分に起床して福岡・志賀島の弘(ひろ)に向かう。5時すぎに到着すると、平日の特権で車も少なくポイントには入れると安心。おそらく日曜日はすごいことになっていただろう。
アジングタックルとサゴシかイカを狙う場合に備え、エギングタックルも準備。テトラを昇り降りし、先端近くまで行くと、そこにはアジングの先行者。私は先まで行かず、かなり離れた場所で自由にキャスト。広範囲に狙ってストレスなく試すことに。
1尾目は24cmアジ
1.2gのジグヘッドとワームをセットし、テトラ沿いをジグヘッドただ巻き。右に左にキャストしてフリーフォール、テンションフォールと探る。
前の週はカマスの群れもいて、ラインブレイクもあったのだが、この日は留守の様子。そこでアジングに絞りテンションフォールさせていくと「コン」とアタリ。アワセを入れるとドラグが「ジジッ」と滑る。今回も良型アジの引きを感じることができた。
エステルラインなので無理はできず、アジのダッシュを楽しみつつもハラハラしながらやり取り。キャッチできた1尾目は24cm。やはり良型である。
26cm良型アジ登場
2尾目はかなり走る。重量感たっぷりで「ラインブレイクしないでくれ」とランディング。26cmとこれはいいサイズ!ぽつぽつとキャッチしていき、そして急な走りに負け、ラインブレイクをしながら夜明けまで楽しむ。
6時ごろ、アジングの人がやってきて、テトラ先端に2人、私が中ほどでやっていたが、日が昇ってくると少し渋くなり先端にバイトが集中してきた。
ここで私も先端側に移動。先端部は漁船の出入りが激しく注意が必要だが、沖堤防と距離が近く狭い分、潮の流れができて1級のポイントである。暗い時間は広範囲にいたアジは、明るくなるにつれ狭い範囲を回遊している様子。そして時合いは7時ごろまでと約2時間もない。
時合い終了で納竿
先行者は十分釣ったのか出勤前なのか7時前に帰ったので、私は釣座を先端に移し沖堤防の回遊アジを狙う。時合いは過ぎているため、アタリは遠いがお土産はキープできていたので、あとはゲームを楽しむ。
ジグヘッドの重さ、キャスト方向、ワームのカラーなど変更を繰り返し狙ってみたが、時合いは正直である。7時30分に釣り場を後にした。
例年、年末まで夜間やマヅメ時に20cm超えのアジは志賀島、奈多、新宮で釣れるはずである。皆さんも、おいしく楽しいアジングに挑戦してみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース西部版 APC・鈴木泰也/TSURINEWS編>