フライアイテムを手軽に安価に自作。今回はマーカーを「ポリヤーンのみ」で作る方法を紹介。老眼のアングラーにも安心の結び方ですよ!
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・浅暮三文)
輪ゴムを使ってもOK
もしも、ヤーンの結びをほどくのに苦労するようであれば、輪ゴムを利用する手もあります。ヤーンとティペットを結ばないで、輪ゴムでヤーンをスリップノットして留める方法です。
切った輪ゴムで輪を作り、U字でティペットを数度くぐらせる。後は輪ゴムとティペットを引っ張って完成。余分はカットします。
どちらの方法もフロータントを併用すると浮力が維持します。なにより必要な浮力が自分の好みで調節できる点が良い。要するにヤーンの量なんだもの。また流れにのまれたり、深場にさしかかってヤーンが沈んでも目立つ形状にしておけばアタリが読めます。私のヤーンの適量は全長にして60cmの束です。
自作マーカーを試す
それではさっそく二つのヤーンマーカーをティペットにセットして効果を確かめてみましょう。どちらも5Xのティペットにオモリはジンタンの4号=0.2g、フライはTMC206BL16番のカディスピューパです。
どほんとバスタブに沈めて、どうでしょうか。前回に紹介した私に最適な三つ編みヤーンを使っています。三つ編みのダンゴになっているせいか、いつもよりも浮いていますね。でも使用時にはそれほど支障はないようです。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言は全国で解除されましたが、外出する際には各自治体の最新情報を確認するなど引き続き感染拡大防止に努めてください。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしています。