愛媛に住む釣友と矢が浜の磯へフカセ釣りに出かけた。アイゴなどのエサ取りに悩まされたが、終わってみれば楽しい一日となった釣行をレポート。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・入江信司)
矢が浜の磯でフカセ釣り
愛媛・今治に住む釣友の木村さんから2週間前に「宇和島へグレ釣り行かへん?」と連絡がありました。とりあえず、行く返事をしたところ、「どこに行く?」と聞かれたので、「日振島、矢が浜、蒋渕…、どこも好きなフィールドなので木村さんに任せます」と言うと「矢が浜はどうですか?」とのことで矢が浜釣行が決定しました。
その時点ではあまり、釣果が良くない感じで不安でしたが、釣行日2日前には釣れているとのと情報が入り、やる気満々になってテンション上がりります。
まきエサを熟成させる
エサを予約してある近くの釣り具店に取りにいき、家で混ぜることにしました。火曜日の釣りの時は日曜日(2日前)にまきエサを練るパターンの方がまきエサが発酵して良い感じがします。今回のエサはオキアミ3kgを2枚、グレパワーV9、遠投ふかせTR、グレベスト、パン粉1kg、おからを混ぜて冷蔵庫に寝かせてから持っていきます。
さしエサは自家製オキアミの漬け込みとボイル、くわせオキアミV9、ハードパック、むき身、特鮮むきエビなど、たくさんの種類を準備しました。そして道具の確認をして完璧に準備完了。月曜日の夜20時に自宅を出発して、待ち合わせ場所の今治へ向かいます。
中国道の宝塚ICから乗り、山陽道経由でしまなみ海道から今治には0時に到着。30分後には木村さんも到着。道具を木村さんの車に積みかえて、いざ宇和島の矢が浜に向かいます。約2時間半で矢が浜に到着、少し仮眠して5時半に出船となりました。
一級磯のカバ4番へ
若林渡船の船長と話して、上がる磯は船長にお任せすると、潮が高いのでカバ4番をすすめられました。一級磯です。前日も釣れていたとのことで、「これはいける」と期待に胸は膨らみます。カバ4番に渡り、私は船着きで竿を出すことになり、仕掛けをセット。
当日の仕掛けは磯竿1.5号5.3mにレバーブレーキ付きスピニングリール3000番、道糸2号、ハリス号、ウキは0号負荷、グレバリ5号でスタート。ガン玉G4をからまん棒の下に打ちました。
エサ取りが多い
一投目は竿2本ぐらい沖に投げると、すぐにアタリがありガンガン引きます。ところが、後少しのところでバラシてしまいました。すぐに2投目を同じポイントに入れると再びアタリ。上がってきたのはキタマクラでした。残念。その後もすぐにアタリがきて、かなり竿をたたく引き。これはグレではないとすぐに分かりました。上がってきたのはアイゴ。
グレはポツポツ
アタリは多いものの本命のグレはポツリポツリといった感じで、10時を過ぎ、「今日はこれで終わりかも」と思っているとアタリ。これは本命のグレ40cmでした。ウキ下2ヒロでさしエサはむき身でした。その後はアイゴ、キタマクラ、アイゴ、キタマクラが順番に釣れ、心が折れそうになります。ここで仕掛けをかえてオモリ負荷Bの自立棒ウキにかえてみるとすぐにアタリ。これはグレ35cmでした。
以降はずっと小さなアタリがあるのですが、魚が掛かりません。納竿30分前ぐらいにようやく正体が分かりました。釣れたのはウマヅラハギで、なんと43cmありました。ウマヅラハギを2匹追加したところで納竿時間です。