スポーツ的要素がある釣りは、なるべく軽装でいきたい。そこで厄介になるのが、クーラーボックス。それなら「ソフトクーラー」を使うと、とても便利だ。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
欠点:拡張性には欠ける
ソフトクーラーの欠点は、「拡張性」に欠けることだ。
通常の釣り用のクーラーボックスは、ロッドホルダーや、中の仕切りなどを後から付けられるようになっている。特にロッドホルダーの恩恵は大きい。ツータックルで釣りに行く場合、置き竿をせずにすぐに持ち替えられるロッドホルダーは本当に便利だ。
その点、ソフトクーラーの場合、ドリンクホルダーやフィシュグリップなどを取り付けることはできるが、その他の拡張性はほとんどないと思った方がいい。
また、素材の性質上、雨や海水に濡れると乾きにくい。氷締めの準備をしておくと、移動中など、海水が容器からクーラーの中で漏れてしまうのも仕方ない。
ただ、これは特に大きな問題ではないだろう。車に乗せるときには魚の臭いがうつらない意味も込めて、下に新聞紙でも敷けば濡れには対処できる。
軽装好きにオススメ
とにかく軽装で釣りたい、だからロッドは1本。
けれど、釣った魚はできれば持って帰りたい、それならばソフトクーラーがオススメだ。サイズは5Lクラス、7Lクラスから選ぼう。
私もそろそろアジングが本格化する上、タチウオの時期が始まるので、久々にソフトクーラーを取り出して、軽装な持ち帰りフィッシングをしようかと思っている。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>