9月21日、少し早いが岐阜の「伊自良湖」へワカサギ釣りに出かけた。親子でボートに乗り、100匹オーバーの釣果を得ることができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・松森渉)
伊自良湖でワカサギ釣り
食欲の秋、読書の秋、釣りの秋。秋はアユ釣りが終わりを迎える寂しい季節だが、同時に海に川に湖に釣りのターゲット増える忙しい季節でもある。9月21日はまだまだアユ釣りシーズンだが子供と休みが合ったので、少し早いがワカサギ釣りに出かけた。
釣り場は前日の20日にワカサギ釣りが解禁した岐阜県山県市の「伊自良湖」だ。解禁日の釣れ具合は好調で、サオ頭は400匹を超えていたようで期待できそう。事前の情報によると、好ポイントは西ロープの中央付近と中央のブイ辺りのようだ。
ラブレイクでボートレンタル
午前7時に伊自良湖のラブレイク(旧いじら湖荘)に到着。伊自良湖は数年前に「恋人の聖地」になり、ボート受付のラブレイクの建物内もリニューアルされておしゃれな感じだ。
ボート代(平日1000円、土日祝日2000円)、釣り券(大人800円、小学生400円)エサのアカムシ(300円)を購入。仕掛け付きレンタルザオもあるし、バケツやライフジャケットは無料で借りられるので手ぶらでも楽しめる。
開始直後からワカサギ順調
エレキ用ボートに乗り込みいざ出航。しかし、前日良かった西ロープや中央ブイ辺りには多くのボートが止まっている。南ロープの南出っ張りは空いていたので、ここでロープにボートを固定した。伊自良湖は各所にロープが張ってあり、アンカーを沈めなくても釣りが楽しめる。
久しぶりなのでセッティングに戸惑う。しかも電動リールのたたき台が壊れていて使えない。前日にしっかりチェックすべきだった。子供の方は壊れていないので、先にセッティングして釣りを始めさせた。
私が手間取っている間に子供はドンドン釣り上げている。焦る。私もようやく準備を終えて釣り開始。しかしアタリが出ない。子供は順調に釣り上げている。開始10分ほどで、ようやく初ワカサギゲット。湖の小さな妖精に今年も出会えた。
ポツポツ釣れて2連掛けも
入れ食いはないがポツポツ釣れる。タナはバラバラで、底から4~7mぐらいで安定しない。魚探を見ながらタナを合わせる釣りだ。全長の長い仕掛けをメインに使う。
しかしアタリは徐々に遠のく。後ろを見ると、中央ブイ辺りで釣れている感じがしたのでそちらに移動。ここでは表層から2~3mの群れが食ってきて2連掛けもあったが、群れの足が速くて入れ食いにはならない。
当日は気温が28度まで上がる夏日に。ワカサギ釣りでは厳しい条件に思える。暑すぎるので、正午前にボート乗り場に戻って昼食とした。
ピンクラーメンで腹ごしらえ
ラブレイク内で名物のピンクラーメンを注文。恋人の聖地らしくピンク色だ。今まで食べたことのない味で完食した。
昼からはさらに暑くなって釣りにならない。日陰でボートを固定して耐えしのぐ。日が暮れたタイミングで西ロープに移動して10匹追加し、午後3時半に納竿とした。