とにかくアタリが多くてヒットすれば高級根魚!そんなパラダイスのような釣り場が、SLJ発祥の地とも言われる三重県の志摩周辺。今回はSLJのメッカともいえる海での五目釣りの模様をお届けする。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)
青物求め御座岬の南へ
御座沖のポイントをテンポよくたたき、ここで船長の中島さんの釣果を合わせるとオオモンハタ、アカハタ、ガシラ、マダイの4目を達成。リリースしたエソ、イソベラを含めれば6目なのだが、できればおいしいお土産になる魚で五目を達成したいと、1時間ほどかけて御座岬の南へポイントを移動。
ここではルーツ1.2号を巻いたジギングタックルで青物を狙った。が、青物の機嫌はあまりよくないようで、サワラと思われる魚にラインを切られることがあったのみで終了。再び御座沖へ移動して根魚を狙うこととなった。
なお、青物は不発に終わったが、ここでは底を集中して狙っていた中島船長がこの日最大となるオオモンハタを仕留めた。いったいどれだけの根魚がストックされているのか?計り知れないポテンシャルを感じさせてくれる海である。
御座沖で少し粘り納竿
再び1時間ほどかけて朝のポイントへ。ここでさらなる魚種を追加すべく、再びSLJタックルに持ちかえて根魚を狙う。キャストして広範囲を探ったり、逆ドテラでピンポイントをじっくり探ったが、やはり釣れてくるのはオオモンハタとアカハタ。高級魚以外がほしいと1時間ほど何とも贅沢な釣りをして、16時に納竿となった。
釣果はオオモンハタ9匹、アカハタ6匹、マダイ1匹、ガシラ2匹の4目計18匹。五目釣りとはならなかったが、おいしい高級魚ザックザクの素晴らしい釣果に恵まれた。