大分県佐伯市・番匠川河口でヒラスズキ狙い。「ジジジーッ」と鳴るドラグ音を楽しみながら、本命51cmをキャッチすることができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・岡田賢一)
番匠川河口でヒラスズキ狙い
9月14日、中潮。大分県佐伯市・番匠川河口へヒラスズキを釣りに行った。よく釣れるのはセイゴ級だが、フッコ級に期待したい。
午前5時50分に釣り開始。当日は満潮が4時ごろであり、満潮から干潮にかけて狙う形となった。
メタルジグを使用
早朝に実績のある、メタルジグのゼブラグロー10gから使用する。1週間ほど前の釣果がマサバ20cm級5尾と惨敗であったため気合いを入れるが、まったくヒットしなかった。
ルアーやカラーをチェンジし、いろいろな方向へキャストしてみるが、状況は変わらなかった。辺りが明るくなり、メタルジグのケイムラカタクチへ変更した。
何でもいいので釣れないかな~と願っていたら、いきなりガツーンとヒットした。その直後にジャンプし、バラしてしまったが、30cm級のシーバスを確認できたのがうれしかった。
ボイル撃ちで本命51cm
その後、数投ヒットしなかったが、突然15mほど先でボイルが発生するのを発見する。違う方向にキャストしていたので急いで回収し、ボイルの先(20mほど先)に投入した。すると、いきなりガツーンとヒットした。作戦成功である。
そして、エラ洗いでシーバスと分かったが、まずまずの引きで型も良さそうだ。今度はサオ先を水面近くにして、なるべくエラ洗いされないように注意した。
ジジジーッと鳴るドラグ音を楽しみ、徐々に寄せていく。急に手前に突っ込んできて、ラインが擦れてしまったが、運良く切れなかった。そして、今度は無事に取り込むことができた。
番匠川河口では小さい方といわれるが、自己記録となる51cmのヒラスズキ(フッコ級)であった。リーダーが傷ついていたのを見て、擦れに強いフロロカーボンラインにしておいて良かったと思った。
ヒラスズキが連釣
その後、数投ヒットしなかったが、ケイムライワシにカラーチェンジすると、再びガツーンとヒットした。メッキほどの激しい勢いは感じないが、ドラグからラインがジジジーッと出ていくのを楽しんだ。
そして、エラ洗いも耐えることができ、無事タモに入れることできた。43cmのヒラスズキであった。口にきれいにハリ掛かりしており、最初に釣ったのをキープしていたこともあり、こちらはリリースした。
行いが良かったのか、同じ所に投げるとガツーンとヒットした。しかし、直後のエラ洗いでバラしてしまった。さらに連続バラシで心が折れかけたが、3度目の正直で45cmをキャッチした。