イカダクロダイ釣りで37cm頭に本命27尾手中【三重・やま栄渡船 】

イカダクロダイ釣りで37cm頭に本命27尾手中【三重・やま栄渡船 】

9月8日は、三重県のやま栄渡船を利用しイカダからのクロダイ釣り。活性高く、本命27尾をゲットできた釣行をレポートしよう。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・橋本直)

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やま栄渡船でクロダイ狙い

9月8日、釣友の藤田さんとホームグラウンドのやま栄渡船を利用し、イカダからクロダイを狙った。

台風10号が過ぎ去り、中部地方は進路からかなり遠かったにもかかわらず土砂降りの雨で、道中もかなりの降雨だったが、三重県鳥羽市に着くころにはやんで、朝に少し降った後は風が強かったものの、暑さが和らぎ心地良かった。

イカダクロダイ釣りで37cm頭に本命27尾手中【三重・やま栄渡船 】タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 APC・橋本直)

ポイントは寺浜イカダで、まずはダンゴでしっかりとポイントを作り、オキアミのさしエサからスタートした。すると、エサ取りが活発でアジがヒット。寺浜イカダにはアジがよく回っており、他のポイントよりも魚影が濃い。

まずはボラを寄せるべく手返しを重視する。オキアミやシラサエビのさしエサで様子を見ていくが、エサ取りのアタリのみでなかなか反応してくれず、しばらく打ち返していった。

20cm半ばが連発

すると、ダンゴにボラが反応して、上層にはコノシロ、そして大きなボラがダンゴに寄りだして徐々にステージが出来上がってきたと感じていると、まずはシラサエビのさしエサでヒット。カツンとした前アタリからの押さえ込みで、手応えはそれほどではないが20cm半ばの数釣りサイズが顔を見せてくれた。

そこからポツポツとアタリを出してくれるが、アイゴも元気で中層から底にもアイゴ。ただ、アタリが頻繁にあって非常に楽しめる。クロダイも活性が上がりだして午前中には2ケタ釣果。最近、本浦ではなかなか厳しい釣りを強いられてきたが、以前の本浦の様相で、上層からボラが乱舞して底でもダンゴに激しくアタリを出してくれて、それに伴ってクロダイも活性が上がりだした。

37cm頭に27尾手中

当日の当たりエサはシラサエビ。エビ特有のカツンとした前アタリ、小さくコツッとしたアタリなど、さまざまなバリエーションはあるが、何かしら前アタリがあって、慌てずにしっかりと押さえ込むアタリで確実に取っていく。

そのようなパターンで午後になり、アタリが遠のいた時間帯もあったが、夕方はクロダイの活性も上がって、ラスト1投でもしっかりとアタリを出してくれた。やはり、ダンゴでしっかりと打ち返してポイントを作り、ボラを安定させることができれば釣果にも結びつき、これからの時期に数も狙うことができるだろう。

イカダクロダイ釣りで37cm頭に本命27尾手中【三重・やま栄渡船 】1日中楽しめた(提供:週刊つりニュース中部版 APC・橋本直)

今年は非常に海水温が高いが、なかなか厳しい釣果が続いていた鳥羽エリアも今後が楽しみ。まだまだ残暑は厳しいが、秋本番はすぐそこまでやってきており、年間で一番クロダイに出会えるチャンス。ぜひ、やま栄渡船で秋の数釣りを堪能してほしい。なお、当日の釣果はクロダイ24~37cmが27匹だった。

<週刊つりニュース中部版 APC・橋本直/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
やま栄渡船 
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年9月25日号に掲載された記事を再編集したものになります。