9月中旬、シーズンに入り始めたワカサギを狙って長野県大町市の木崎湖に初心者の友人と訪れた。時合いには入れ食いを楽しめた釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井航)
木崎湖でワカサギ釣り
9月19日は木崎湖モダンボートでワカサギ釣り。当日は手漕ぎボートをレンタルした。ボート料金が3000円。私たちはそれに1000円で魚探もレンタル。後は各々が必要な入漁券、タックルを持っていないためレンタルタックルが各1000円ずつ。1人あたり4000円だが7~17時まで釣りができることを考えると、非常にリーズナブルだ。
木崎湖モダンボートはどのスタッフも丁寧で、釣れている場所や注意事項などを優しく教えてくれるため、初心者同士で出かけても安心できる。我々も初心者の友人がいるため、釣り方から魚探の見方、ボート乗船時の注意事項などの説明を受けた。
7時の出船時刻になり、まずは最近釣れているポイントへ、魚探で反応を見ながら漕いでいく。
当日のワカサギ仕掛け
説明を受けたポイント付近で大きな反応があったため、アンカーを下ろしてから釣りを開始した。
仕掛けはフラッシャーが付いたワカサギ仕掛けだ。分かりやすくいうと、サビキ仕掛けのハイパーパニックと言うべきだろう。ちなみに、ハイパーパニックでも良く釣れるそうだ。エサはなくても大丈夫ということだが、念のため持ち込んで損はないはずだ。我々も当日は紅サシを持ち込んだ。
いきなりワカサギ連打!
まずは第一投。釣り方としては底まで落とし、糸フケを取ったら底をトントンと叩くように竿を5回ほど動かし、5秒待つだけ。
すると、あっという間にプルプルとワカサギからの反応が…。しっかりとキャッチしてまずは一安心。初心者の友人も難なくワカサギをキャッチ。人生初のワカサギに笑顔がこぼれる。
底まで落としたら、魚探を見ながら群れの濃い高さで誘いを入れると、魚のヒットするまでのペースが上がり、ドンドン数を伸ばせるようになった。誘い方も鋭く早く誘ってから止めると、止めた瞬間にヒットすることが多くなってきた。友人にも誘い方のコツを教えるとあっという間にバケツの中が賑やかに。
時合いが終了
度々、仕掛けが下に落ちきる前に魚がヒットする高活性だ。私は1時間ちょっとで40匹を釣り上げ、「このまんま釣れたら600~700匹釣れるなあ」なんて軽口も飛び出したが、9時過ぎには食いが落ちてきて、10時手前には完全にストップ。ストップしてからはブルーギルが度々竿を曲げる程度になってしまった。
食い渋りで作戦変更
一旦休憩がてら景色を楽しみつつ軽食を食べたが、心地よい風も吹き、なかなか良いものだ。10月には紅葉が楽しめるそうで、そういった景観も楽しみの一つにして良いだろう。
魚探を見ると魚の反応はあるものの、ヒットしないという状況が続くため、群れを魚探で探しながら小移動を繰り返し、魚を見つけては竿を出す作戦にした。仕掛けにもエサを刺し、誘い方も鋭く早い誘いから大きくゆっくりとした誘いに切りかえた。