初心者にオススメのサビキ仕掛け。手軽に大漁を狙える釣具だが、意外に扱いづらい部分も。今回はトラブルを避けつつ、手返しを良くする方法を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・鈴木高仁)
3.追い食いを見極める
サビキ仕掛けに1~2匹食いついただけでは取り込まず、続けて針掛けを狙っていくのが「追い食い」だ。一度にたくさんの魚が釣れるので、良いところだらけに見えるがデメリットもある。この釣り方は仕掛けの長さを活かしているため、磯竿や延べ竿での釣り向けとなる。取り回しが良くない分、一度に針掛けさせて回収量を上げる作戦だ。
ただし、追い食いで一度に針掛りさせると仕掛けをオマツリさせることもある。特に成長したサバは泳力が強く、周囲を巻き込んでのオマツリを起こしかねない。魚種によっては追い食いを程々にして、素早く取り込んだ方が良さそうだ。
最後に
以上、サビキ釣りの手返し向上法3選をお届けした。紹介した中でも、サビキ仕掛けをカットするのはオススメだ。自分でカットする以外にも、あらかじめ針数が少ない市販品を使っても良い。「時には釣り針を減らすことも役立つことがある」と知識に加えていただけたら幸いだ。
<鈴木高仁/TSURINEWS・WEBライター>