琵琶湖固有種『ビワマス』が絶好調 50cm級頭に本命40匹超【琵琶湖】

琵琶湖固有種『ビワマス』が絶好調 50cm級頭に本命40匹超【琵琶湖】

琵琶湖の固有種「ビワマス」。近年では知名度も高まり、今では琵琶湖を代表するメジャーなターゲットになりつつある。残す漁期は9月いっぱいと、わずかだ。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・杉田治)

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藤本ガイドでビワマス釣り

ここにきてよく肥えた良型が多数上がっていると聞き、ダブハンド・Fの藤本ガイドへ問い合わせたが、ビワマスが絶好釣なのもあって予約いっぱいとの話。

琵琶湖固有種『ビワマス』が絶好調 50cm級頭に本命40匹超【琵琶湖】夏場は体高もあって幅広な良型が狙える(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉田治)

お願いすれば協会所属の経験豊富な公認プロガイドを紹介してくれるが、ちょうど藤本ガイドの知り合いが予約していたそうで、私1人ならとメンバーに混ぜてもらえた。

琵琶湖固有種「ビワマス」を狙う

釣行日の8月24日、滋賀県長浜市の奥琵琶湖のファイブオーシャンマリーナへは午前5時半に集合した。集合場所はマリーナ管理棟である中央のログハウス裏。

日中35度を超える酷暑なので、だいたい6時くらいに出て昼前には上がらないと茹だってしまう。この日はファン付き空調ベストや、冷感シャツを着込んでいる人が多かった。できるだけ日差しを避けるような服装で、意識してこまめに水分補給をするとよいようだ。

この日は山田プロガイド、黒崎さん、それから私に今年からビワマス釣りを始めたという岩崎さんの4人が乗船。藤本ガイドの船は23フィートあって定員は8人。船体は安定感があり、横幅もあって4~5人でわいわいするのには最適だ。

琵琶湖固有種『ビワマス』が絶好調 50cm級頭に本命40匹超【琵琶湖】藤本ガイドのダブハンド・F(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉田治)

南湖方面のポイントへ

近場はサイズもあまり良くないとのことで、朝イチから白石を越えて南湖方面へと向かう。夏場は温度の違う水が交じり合わずにできる水の層であるサーモクラインが発生するので、他のシーズンよりも攻めるタナを絞りやすいが、この日も藤本ガイドなのもあって釣れに釣れた。

琵琶湖固有種『ビワマス』が絶好調 50cm級頭に本命40匹超【琵琶湖】ファイト中の黒崎氏(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉田治)

40匹以上をキャッチ!

7時くらいから10時すぎまでアタりっぱなしで、最終的には50cmアップ5匹を含む40匹以上をキャッチ。40cmアップ以上のサイズでバッグリミット上限の1人5匹の計20匹をキープした。

琵琶湖固有種『ビワマス』が絶好調 50cm級頭に本命40匹超【琵琶湖】ビワマス大釣りに興奮冷めやらぬ一行(提供:週刊つりニュース中部版APC・杉田治)

藤本ガイドは自分がこれまでに積み重ねてきたことを惜しげもなく教えてくれるので、自分らでレンタル船を借りたときの勉強にも、また友人や家族らとひと夏の思い出作りにもいいと思う。

9月末までがシーズン

母港のファイブオーシャンでは奥琵琶湖キャンプ場を併設しており、通年でオートキャンプや、貸しバンガローでの宿泊ができる。またペット同伴可の利用施設もあり、幅広く対応している。

このビワマス釣りはガイド船を利用すれば9月末まで楽しめる。午前中はガイド船でのビワマス釣りをして、昼からはキャンプ場の敷地内で持ち込んだ食材と一緒にBBQも。思い出作りにお父さん、いかがだろう。

<週刊つりニュース中部版 APC・杉田治/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年9月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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