8月15日、愛媛県宇和島新港発のはま渡船の船でケンサキイカを夜釣りで狙ってきた。仲間とわいわい楽しみながら、トップはおいしい本命36匹手中となった。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・濱堀秀規)
サオ頭はこの日デビューの釣友
その後も石川さんは、良型を中心にぽつりぽつりと掛けていく。井上リーダーをはじめ、その他のメンバーは、レギュラーサイズの中に時折、良型が交じる程度であるのにである。
「何が違うんだろう、わからんわ。」
「なんで石川さんばかり大物なん?」と他の人も不思議がる。
参加メンバーの最終釣果は、数では井上さんが36匹で一番多かった。しかし、石川さんは数こそ17匹だと言っていたが。重量なら30~40匹分くらいあるかもしれない。横で良型を連チャンさせられた井上さんも、「今日のサオ頭は石川さん!おめでとう」と称えた。
私もレギュラーの中に良型が少し交じって26匹釣れたので満足。石川さんへの感想は「やっぱり、元おまわりさんは、イカを逮捕するのも上手」ということですな。
ケンサキは喜ばれるお土産
ケンサキイカは、お裾分けをしても、家に持って帰っても、あげた人や家族が喜ぶので皆が幸せになるイカである。
「家に持ち帰る前に、ほとんど、あげてなくなるだろう?」
「そうそう、イカは皆が嫌がらずにもらってくれるのからなあ」
「私もおんなじよ、あげたら『いらん』て言う人がおらんなあ」
「孫に、『じいちゃん、おいしイカまた釣ってきてね』と言われるンよ」
「くっさんも、そうだろう?」
「いや、わしはイカは一切やらん。冷蔵庫で、凍らしておいておく。魚は皆に配るけど、こんなおいしいもんは、あげん。」
「わははっつ、旨いからんなあ。」
と盛り上がった。
ケンサキシーズンは続く
リーダーの井上さんや工藤さんが毎週のように、船の予約してくれているので、今シーズンも可能なだけ宇和海のケンサキイカ釣りにきたいなあと考えている。
心配なのは、台風である。台風が来ると、釣りに行けないのはもちろんのこと。台風後には、イカの数が減るからである。自然相手の遊びであるので、自然には逆らえないのであるから、自然を受け入れて、楽しみたいと思っている。まだまだ続くケンサキイカの釣行、次回も待っててね。だって地球は僕らの遊び場だからね。
<濱堀秀規/TSURINEWS・WEBライター>