8月2日(日)、神奈川県城ヶ島にある海上釣り堀「J'sフィッシング」に釣行。子どもたちも、大型魚のファイトを初体験しみんな大はしゃぎ。スタッフが教えてくれるので子ども達でも安心安全だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)
目次
神奈川「J’sフィッシング」
8月2日(日)、神奈川県城ヶ島にある海上釣り堀「J’sフィッシング」へファミリーフィッシングに向かった。
9時前に到着。前日に梅雨明けして、快晴微風と絶好の釣り日和。小村匠子社長にあいさつし、スタッフの加藤創さんと村田優樹さんに近況を聞くと、「数日前までは、魚の活性は高かったのですが、急に潮が濁ってしまい、きょうは潮止まりからのスタートになるので午前中は少し難しいかもしれません。ただ、大量に追加放流した大型のマダイや青物が釣れていますので、潮の動き次第ではいい釣りができると思いますよ」とのこと。
受付で会った川邉崇史さん、藍斗くん(小6)、悠斗くん(4歳)ファミリーは、「前回マダイが入れ食いで17尾にシマアジ2尾、別の日にはマハタが釣れたりと、家族でハマって最近何度も来ていますよ」と話す。
早々に場内マダイ顔見せ
夏休み中で涼しい予報のためか、この日は小さな子どもたちが来場。釣友の厚澤武さんと常連の石田亮さん、海瑠くん(小6)と一緒に並んで、まずは、自前のシーバスタックルを用意。ミチイトの先に指定のハリス付きハリを結んだシンプルなフカセ釣りで開始。練りエサのマダイスペシャル2個とマダイイエロー1個をマーブルにしてしっかりハリ付けして準備万端。
スタッフは、順番に場内を回りながら、初心者を中心に基本的なエサの付け方や、釣り方、アワセのタイミングなどをレクチャーしている。
朝イチはサービスタイム
9時のスタートとともに一斉に仕掛けが投入されると、いきなり場内のあちこちで竿が曲がり、マダイが取り込まれる。スレ対策が重要な釣り堀では、前日から時間がたった朝一番のサービスタイムを逃さないことが釣果アップへの近道。
落とし込み中のエサに1投目からコンッという明確なアタリが出たが、アワセが遅れてハリ掛かりせず。しかし、3投目にガツガツッときて、すかさずアワセを入れるとヒット。
マダイ50cm級をキャッチ
強烈な引き込みに大型を確信し慎重にファイトを楽しんだが、ネットインの寸前に反転され残念ながらフックアウト。すると、直後に厚澤さんの竿が大きく曲がり、早々に50cm近いマダイをキャッチして満面の笑み。
石田さんもイワシエサで同級を連続で取り込み好スタート。イナダやカンパチ、マダイの放流があり、場内のあちこちで青物がヒットする。子どもたちも、大型魚のファイトを初体験し、みんな大はしゃぎで喜んでいる。
60cm極太ワラサ浮上
しかし、私のフカセ釣りではアタリが激減。一方、ウキ釣りで静かに待っている貸し竿にヒットが多発する展開。そこで、同様の仕掛けに交換。すると、さっそくアタリがきて少し送り込んでガツンとアワセを入れると待望のヒット。
青物らしい強烈なファーストランのあと、右へ左へと走りまわる。無理をするとハリ外れやラインブレイクを招くので、慎重なファイトを心掛け、スタッフの差し出すタモ網に収まったのは60cmの極太ワラサ。
特大エサで4kg超えカンパチ浮上
それを見た海瑠くんは、「僕も大きい青物が釣りたい」と、練りエサを大量に混ぜてハンバーグの様に大きく付けた独自のエサを投入。私たち大人は「そんなの見た事ないよ」と大笑いしたが、なんと、それまでアタリがなかった彼にヒット。
私のワラサを上回る強烈なファイトに「重すぎてリールが巻けない」と、数分間の格闘の末に浮上したのは、なんと4kgアップのカンパチで、場内が「おお~っ」と歓声が上がった。
子どもでも安心安全
スタッフの話では、「これからは水温が落ち着いて活性は高くなると思います。今後もいい魚をどんどん放流する予定ですので、ぜひまた来てください」とのことだった。ここは、防波堤から歩いて渡れ、若くてイケメンなスタッフが親切に教えてくれるので小さな子ども達でも安心・安全。
また、一般的なすり鉢型のイケスではなく、根掛りの心配のない桟橋外側へのネットの設置でストレスフリー。無料の貸竿付きで手ぶらで楽しめる。
<週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘/TSURINEWS編>