7月23日は徳島・鳴門海峡周辺へタイラバと落とし込み釣りに出かけた。タイラバは振るわなかったが、落とし込みは「ハマチ祭り」と相成った。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・濱堀秀規)
待望のヒットも…
「やりました。来ました」と、やり取りをしていると、船長がタモを構えて横に立ってくれた。そして「ドラグが滑る~。楽しいわあ」と、ニコニコして竿を持っている私の、電動リールの巻き上げレバーに手を伸ばす。
「なんしょん、さっさと巻いて」と巻き上げレバーを最速の方ににひねった。すると、リールは勢いよく巻き上げにかかり、プッツンと軽くなって、魚の反応がなくなった。そういえば、前も同じことがあった。船長は、慎重なやり取りよりも、早く魚を回収したいのだろうが、もう笑うしかない。
まあ、魚をバラすと「チキショー」という気持ちになり、「次こそは」と、意欲がわくので楽しくなってくる。釣果よりもお笑いネタゲットである。
「ハマチ祭り」勃発
その後は、ポイントにより前の4人が同時に全員ヒットするなど、ワイワイ、ガヤガヤ。後ろの私も、横のお客さんとダブルヒットなど、ハマチ祭りである。最後まで楽しんで納竿となった。
翌日釣行に来る渡辺さんに、船上から状況を電話すると、「サビキ飲ませの仕掛け持って行きます。これから釣具店に買い物に行きます」と元気な返事が返ってきた。
今季の状況
鳴門海峡では、もちろんマダイは1年中釣れるが、今年は青物がたくさん回遊している。青物をサビキ飲ませやジギングで狙うと、楽しさも倍増である。鳴門海峡に来られる皆さんは、タイラバだけではなく、他魚を狙っても面白い。
そして、秋になったら、タチウオも狙いたい魚だ。だって、地球は僕らの遊び場だから、釣りに行ってコロナを吹き飛そう。釣りは、おもっしょいけんねー。
<濱堀秀規/TSURINEWS・WEBライター>