7月12日、梅雨の晴れ間に子供と公園へGO。帰り道の揖斐川下流でテナガエビ釣り。エサは昼食の余りのソーセージを使用した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)
我慢実り本命テナガゲット
サオを増やして2本でアタリを待つ。しかし、濁りが強いためかウキがなかなか動かない。「ウキが沈んでから上げるんだよ」と言ってあるが、子供は待ち切れず、動くか動かないかでサオを上げてしまうため一向にヒットしない。置きザオにしてじーっと見ていてほしいが、サオを持ちたがるため余計にアタリが減ってしまう。
ようやく言うことを聞いてくれた長女のウキが引き込まれた。「ちょっとだけ上げてみて」と伝えると、「何か引いてるよ」と言うのでゆっくり持ち上げさせてみると、無事テナガエビがヒット。どうなることかと思ったが、顔を見ることができてほっとする。
周りはどんどん釣り人が増えてくるが、あまりヒットしていない。さすがにこの濁りと風では仕方がない。地元の人たちだと思われるが、ファミリーで慣れた様子だ。沈みテトラにはハクと思われる小魚が群れていて、なめるように付着藻類を食べている。これをタモで取っている人もいる。
釣果は夕食の唐揚げに
釣果はといえば、ポツリポツリとテナガエビ、ハゼ、ドンコのヒットがあるものの、ウキはたまにしか動くことはなく、2時間ほどで納竿とした。状況の悪いなか、顔を見られただけでもラッキーだった。
釣れた魚とテナガエビは唐揚げにして夕食のおかずとなった。子供たちは大喜びで、「これは私が釣った分!」と言いながら奪い合って食べていた。あまり多いと飽きてしまうので、「子供が食べる分には少ないくらいでちょうどいい」と言い訳のように自分に言い聞かせる私であった。
<週刊つりニュース中部版 APC・松田久史/TSURINEWS編>
揖斐川下流